富士登山2025~Story2~


昨日のつづき。薄い空気で動かなくなってきた身体と折り合いをつけながら、午前10時過ぎ、九合目萬年雪山荘を出発。30分ほど歩くと下界は猛暑だというのに、ここには雪が!



そこから15分ほどで、登り最後の山小屋、九合五勺胸突山荘に到着。ガスはすっかり晴れて、山頂もくっきり。よし、あそこまで行けばあとは下りだ。がんばろう!



そして、国会の牛歩戦術のごとく一歩一歩をゆっくりとすすめ、午前10時30分頂上手前の岩淵鳥居についに到着、やった~!



ちなみに、この岩淵鳥居は12年に一度の申年に、岩淵鳥居講の人々によって建て替えられているそうです。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。江戸時代からずっと形は同じに見えるけど、中身は入れ替わっているから何百年経っても朽ちずに登山者の無事を見守ってくれているわけですね。



一昨年は雨で剣ヶ峰をあきらめた山頂、今回は快晴しかも半袖でいられるベストコンディション。晴れ男ウンちゃんと、てるてる坊主制作技師のT島さんのおそるべき霊力です(笑) 山頂ではおにぎりをほおばったり、500円のコーラを飲んだりしてしばし休憩後、富士登山駅伝のランナーを眺めつつ、集合写真をパチリ📷



そして、一同いざ剣ヶ峰へ!それにしても、どうですか、この景色!「♬Stop the season in the sun!夏よ逃げないでくれ」とついTUBEの歌を合唱したくなっちゃうくらいの空と山です。



剣ヶ峰に向かうズルズル滑る急坂を登ったら、標高3776メートルと記した日本最高地点の石碑で記念写真!その後、一人ずつ思い思いのポーズで撮影会。楽しいアナログの思い出をデジタルのビットに変換して各自持ち帰りました。



今回はお鉢巡りはせず、富士山本宮浅間大社奥宮前に戻って下山の支度。下りは、御殿場ルートを経由するので、大砂走りでシューズに砂や小石が入ってこないようゲーターを装着。



そして、午後1時、下山を開始しました。昨年は、ガスで視界を奪われ途中コースをロストしてしまったので、宝永山に向かう分岐を見落とさないようにしなくっちゃ。



ということで、今回は無事宝永山にたどり着けるのか、そして午後6時発の最終シャトルバスに間に合うのか?続きは明日お伝えします。ほいたらね✋



(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を昭和51年に立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数148名。月2回の練習会に加え、大型バスをチャーターしてマラソンツアーや日帰り合宿を実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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