富士登山2025、山頂で望外のピーカンを堪能したのち、午後1時に下山開始。下りは、富士宮ルートではなく、御殿場ルートから宝永山を経て、富士宮ルート六合目に向かういわゆる「プリンスルート」の逆バージョン。
九合目から山頂までの登りはあんなに身体が動かなかったのに、山頂に1時間ほどいて空気の薄さに順応したのか、下りは勝手に身体が動く。30分で一気に八合目まで降りてきました。
標高3,400mの看板を通り過ぎて10分ほど経った時、登ってきた怪しげなひげのおじさんがこちらに手を振っている?えっ、誰???よく見たら、昨年も山頂で合流したK本さんと友人のお子さんでした。御殿場口に車を置いて、今から山頂を目指してピストンで下るとのこと。ここから山頂までは標準タイムで2時間近くかかるだろうから、帰りは暗くなっちゃうけど大丈夫なのだろうか? と心配しても仕方ないし、それより僕らが最終バスに間に合うかが気がかりなので、早々にセイグッバイしてそれぞれの進路を進みました(結局、K本チームはタイムオーバーで3450mで引き返したそうです)。
午後1時54分赤岩八号館、午後2時15分砂走館、午後2時25分わらじ館と順調に進む。富士宮ルートの山小屋は「〇〇荘」なのに、御殿場ルートの山小屋は「〇〇館」なんですね、どうでもいいことだけれど。
そして、いよいよ大砂走りに突入。昨年は、このふわふわした感触にはしゃぎまくってコースロスト。あやうく御殿場口に降りてしまうところでしたが、途中異変に気づきGeographicaの助けを借りて危うく難を逃れたので、今回は慎重に。そして、その問題の分岐に差し掛かりました。左は×、右が〇、△は問題外👇 はい、ここテストに出るところだからね、ちゃんと覚えておこうね~(笑)
そして、モクモクと火口から湧き上がるガスを眺めながら、宝永山への稜線を歩いてきます。
しばらく下って行くと火口の最下部にあるベンチに到着。ここからは普通のトレイルになるので、僕はゲーターを脱いで、ポールもしまってリュックに縛り付けました。この時点で午後3時20分。このペースだと午後4時発のシャトルバスは間に合いそうもないので、午後5時発のバスで帰りますかね、などと会話をして富士宮ルート六合目の雲海荘へと向かいました。
その雲海荘が見えた時点で、あれもしかして午後4時のバスに間に合っちゃう??? そういえばわれわれ「静岡走ろう会」だったぞという自覚が、火口から吹きあがってきたあのガスのように湧き上がり、一同斜面を走り始めました。急げ、がんばれば間に合うぞー!
そして無事午後4時発のバスに乗車。あきらめなければ、思考は現実化する。もし乗れなかったら1時間しりとりとかして時間をつぶしてないといけないところでした。定刻通りバスは出発し、30分で水ヶ塚駐車場に戻ると、ポツポツ降っていた雨が、本降りに☔ 僕たちのために天気を霊力で操ってくれたウンちゃんとT島さんに改めて感謝の一日でした(^^)
このあと埼玉まで車で帰ったT島さんは渋滞に巻き込まれたそうですが、KBT号はいつもは渋滞している富士市内も順調に通過して午後6時過ぎには静岡市内に戻ってきました。ということで、例年よりも参加者はちょっと少な目でしたが、全員無事に下山でき、丸一日楽しく過ごせました。今回参加されたみなさんと、楽しい思い出が共有できてマジほんとよかったです。今年参加できなかったみなさんも、ぜひ来年はご参加ください。以上、富士登山2025レポートでした。ほいたらね✋
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