5月29日、楽しかったGW強化練習でから始まった2025年5月も、あと数日で終わろうとしています。6月に入ると梅雨入りして走れない日が続いたりしますからね、走れるときに走っておきたいと思います。さて、昨日は野辺山ウルトラレポート~アリー編1/2~をお送りしました。
まわりのランナーに笑顔で声かけながら到達した42キロポイント。どうやら予定時刻を過ぎての到着だったようですが、残り58キロ、そのまま笑顔で走り切れたのでしょうか!では、後編ご覧ください✋
野辺山ウルトラレポート2/2
50キロのお蕎麦は、
もちろんスルー。昨年は15分蕎麦待ちロスタイムだったからね。エイドの食べ物で美味しかったのは冷やしパイン🍍3本も食べたよ。
さぁ恐ろしやの馬越峠(76.5キロ)が待ってるぞ、どこからだったっけ…馬越峠の前にこんな登りかあったんだ昨年のことは忘れてるな…みんな歩いてる隣の人にここは歩いていいよね〜って声かけたら「そうだよ馬越ですから!」の返事、えっ!もうこれが馬越なんだぁ〜良かった登りきれば下るだけだ。
さぁ、登りきったぞ!
関門があったセーフなんだ!もう時間を見る余裕なかったけどE藤さんに会った。「無理かもしれないけど行こうアリー!」昨年も試走の時もE藤さんの背中を追いかけていた。E藤さんが走っている間は走ろう、E藤さんが歩いたら私も歩こう、いつも背中を見ながら走っていたことを思い出した。
よし、ついていこう!
と下り始めたけど親指の爪が痛い、スピード出ないよ〜、あー赤い背中が遠ざかっていく〜100メートル走っては20メートル歩くを繰り返すが歩く距離の方が長くなってくる。あぁ間に合わない…甘いアリーがささやく
「もう間に合わないよ、歩いちゃえ!」
そこへ後ろから南伊豆で一緒だったW田さんが「アリーさん!1秒でも稼ぐんだよ走れ〜」と声かけてくれた!そうだ1秒でも早く、1メートルでも前へ!!
走り出す!!
86キロの関門を通過!CHIKAちゃんが待っててくれた!顔を見て元気が出た!トイレを済ませてまた出発。遠くから「アリー頑張れ〜キロ7で走れば間に合うよ!!」Nりこさん、42キロ走り終わったみんなが応援に来てくれた。
うわぁ嬉しい♡
元気と勇気をチャージしてまた走る。レタス畑を通り抜けながら考える。何が足りないのか…やっぱりロングの練習不足だな階段登ってるから鍛えられていると思っていたが大間違いだ、野辺山はそんなに甘いもんじゃない。でも14時間は精一杯前に進もう!大会運営車が迎えにきてくれる。
「どうしますか?あと30分です最後尾です」
「最後まで進んでもいいですか?」
「もちろん!」
笑顔で気持ちよく答えてくれることにまたパワーをいただく。でももう走ることができない。ひとり黙々と歩いていると前から走ろう会ピンク🩷TシャツのJUNJUNさんが迎えにきてくれた!あぁこんなに弱い私を応援してくれる仲間達がいる。走れなくてごめんなさい。でも最後まで付き合って(泣) 苦しさと悔しさをJUNJUNさんのなんでもない会話が和らげてくれる。
そしてタイムアップ🏁
完走できなくてごめんなさい...
こんなアリーを支えてくれた走ろう会の仲間たち本当にありがとうございました(^^) 今日まで一緒に励まし合い、練習してきた仲間がいたから頑張ることが出来ました。感謝しかありません。
チクショー野辺山!バイバイ!
~END~
🍀ARIYOSHI🍀
うわあ~、馬越峠も越えて、86キロ関門もクリアーして、ゴールまでもうあとちょっとでしたねぇ、残念(^^; それにしても、この投稿にも現れているように、人間追いつめられるとまわりからの応援に対して、「心から感謝」っていう素直な気持ちになれるんですね。その素直な気持ちになることで、ウルトラでは「本当の自分と向き合える」ってことなんでしょうかね、知らんけど(笑) ということで、アリーさま、今回も投稿ありがとうございました。明日からは、今回の野辺山ツアー隊長のうんちゃんからいただいた投稿をお送りします。お楽しみに✋
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