青梅マラソン分析編 by N倉さん


静岡マラソンが近づいてきているので、楽しかった青梅マラソンの記憶も薄れつつありますが、先日「速報」として記事をお送りしたN倉さんが、予告通り「分析編」をFBにアップされていましたので、ご本人の許可を得て、こちらにも転載させていただきます。



今回は、これまでの数々の失敗(?)と反省(?)を糧に、いろいろランニングツールを工夫されたようですので、みなさまにおかれましては、ぜひ参考にしていただくとともに、「秘密にしてたけど、実はな、こんなんもあるぜよ」など、秘密兵器を隠されている方はぜひ情報提供いただきたいと思いますので、そんなことも考えながら、ぜひお読みください!では、「青梅マラソン2025分析編」、ご覧くださーい。






【青梅マラソン〜分析編〜】


※長文でーす


静岡マラソンまで2週間を切り、去る2月23日は走ろう会の恒例お堀グルグルで15キロビルドアップ(5:00〜3:55)やってからの長めのダウンジョグ含めてハーフを走りました。もともと5:00/kmで20kmを想定していたんですが、A野さんやE藤さんの後ろを付いていたら知らず知らずにペースが上がっていたので、途中でプラン変更と相成りました。



高強度練習はこの日まで、あとは本番に向けて整える段階なのかなぁと思っちょります。さて、気付けば青梅が終わってはや1週間ちょっと、「分析編」も手付かずでしたので、ちょうど昨日解禁となった、青梅参加者へのオールスポーツさんの撮影写真1枚プレゼントを吟味の上DLしたついでに執筆開始。


※これ、何気に嬉しいサービスですよね〜!


さて前提として、僕はまだ大会出場経験が浅いし、レース自体慣れてなく、いかんせん自信もない。そんな自分がどうやったら悔いの少ないレースが出来て、PB更新を目指せるのか。レースは長く、苦しいのはわかりきってる。ラスト脚が売り切れちゃったら、それはただの練習不足やペース配分ミスなのでしょんない話で割り切ること。だからこそ、それ以外の部分で如何に自分が気持ち良く、無駄なストレスを受けずに集中して走れるんだろう、っていうのをずーっと考えてきました。


これまでマラソン大会走ってきた中での自分の課題・なんとかならんかなぁという点は主に以下の4点。


①トイレ問題(小)
②給水所問題
③補給食問題
④テーピングなどのサポートグッズ


これを踏まえて今回の青梅はどうだったのか。


①は、

ご存知の方もいるかもですが、持病・体質面でまぁしょうがないと諦めている部分もあるんですが、昨年PB出した静岡マラソンでも2回は寄ってる。いつも出走前にこれでもかというくらい絞り出すんですけどね笑。焼津ハーフでさえ我慢ができず1回は寄っちゃうくらいなのでロスタイムが相当悩ましい。ただ今回の青梅、30キロあるのに一度もトイレに寄らなかったんです。奇跡✨何気にタイムより嬉しかったかも笑。まだ分析途中ですが、後述の②④に関係がありそうと感じています。



②エイドって、

どうしても混み合いますよね。限られた区間にランナーがひしめき合い、直径10cmくらいの紙コップを奪い合う。ここで生じるストレス・負担が大きく2つ。スピードの加減速と前後のランナーへの注意。あ、あとシューズが濡れたり、スポドリで手がベタついたり、思ったよりドリンクの量が少なかったり、取れなかったりでもしたら次のエイドまで不安しかない笑。(※当然エイドのボラの皆さまには心からの敬意を持ってます。いつもありがとうございます!後段は単に自分が慣れてない、下手くそなだけですのでご容赦を🙇)


これを解決するために最近導入したのが、ウェルビーのマグボトル。



私はラントリップで買いました。これ、容量が350mlあり、主に腰に挿します。最初は腰骨に当たる違和感、走りながらランパンにうまく刺せないなど手間取るも、仮想静岡もかねた青梅で試してみて、これが激ハマり🤩



最初の7キロの給水、途中まで並走していたM井くんは手前から給水テーブルに寄り、僕はアウトレーンをペースを崩さず、イーブンペースで刻めた。結果、数秒の違いは生まれたと思います。これって結構大きなメリットだと感じます。電気製品も電源のオンオフ時に電力がかかるというように、限られた脚のスタミナもこの給水で実は結構ロスしてるんじゃないかと。そして、チビチビと飲みたい時に飲むことが、膀胱への負担に良かったのかな。



流石に最終盤はジェル、アミノバイタルを飲むために給水2回取ったけど、30kmなら今回のマグボトルで足りました。フルでは足りなくなること必至。さぁ、どう対策しようかな🤔 楽しみながら考えよっと。あと、トイレに寄ることになった時、こういったバッファを使えることもデカいと思ってます。心の余裕、大事だね。


③補給も、

その日の自分の体調、気温などで何持って行こうか、どこで摂取しようかとか悩みますよね。また、ほとんどの方がエイドの手前でジェルなどを開け、給水と共に飲み、ゴミ箱に空を捨てる。短い区間にこれだけのオペレーションをこなす、しかも必死に走りながら笑。だったら少しでも負担を減らしましょうよ、と。僕は今回、②でも出てきたマグボトルにスポドリ+水+マグオンを入れて走りました。



なので、少なくとも20キロ近くまでは煩わしいオペレーションが減り快適だった。あと、エイドの前じゃないと補給取りずらい(ゴミ持ちながら走るの気にしなければ問題ないけど)ってのも個人的には嫌だった。摂りたい時に摂りたいじゃん。じゃあそのためにどうしますか?って作戦が今回は、うまくハマってくれました🙆



※ちょうど昨日観た、今日大阪を走る某YouTuberもスペシャルドリンクの中身どうするか、でスポドリにジェル混ぜるって言ってました。自分もスペシャルドリンク持って走ってる、こんな心理的なプラスもあるかもです。味はこれからも試作していきます♪


④気付けば、

(いつも通りですが)長文になったので最後は簡単に。テーピングはいつもニューハレのロールテープを足底+アーチサポート用にぐるっと一周巻いてます。これで走り始めの頃に悩んでた土踏まずのマメが防げているのでマスト。あと今回は同じくニューハレのニーダッシュを使ってみました。走ろう会のウルトラの父ことT屋さん、ではなく「帰ってきたウルトラマン」ことU野さんや、ヨネちゃんも付けてるから興味があって。効果は、、一回じゃ良くわからなかったけど、付けやすいし、青梅のアップダウンの膝へのダメージがそんなにないことからも効果はあったのかな?😁 静マラでも貼ります!



ただ、今回右親指先に大きな水脹れ発生。割れなかったから良かったものの、割れてたらキツかっただろうなぁ。ワセリン塗ったけど、要対策検討ですわ。誰か解決策あったら教えてください🙏 あとは汗冷えように主に登山用ですがミレーのドライナミックインナー、あとこれまで使ってたサロモンのポーチ「パルスベルト」を腹巻きタイプの厚手のモノに替えました(アベトラN野さんから😁)。これも①対策に良かったのかも?🤔



さて、コメダ珈琲の店員の目が厳しくなってきたのでそろそろ締めましょか。あと2週間、体調、怪我だけには気をつけて、気持ちよくスタートラインに立てればな、と思ってます。記録は記録、後は野となれ山となれ。天気もどうなるかわからないし、いろいろ考え出したらキリがないですからね笑。自分用の対策ですが、いつもお世話になってる皆さんに、少しでも参考になることがあれば幸いです😊




~END~








なるほど。こんだけいろいろ研究しての「3時間4分25秒」の好結果だったんですね!僕も青梅では前回・今回とお腹ギュルギュル問題があったので、冬の大会では腹巻式ベルト試してみたいと思います。あと、ニューハレのニーダッシュも気になるなぁ...。そして、ゴール地点で配られてたオールスポーツのカード、単なる広告だと思って捨てちゃうとこでしたが、とっておいてよかった。僕も早速1枚ダウンロードできました! ということで、前書きの繰り返しになりますが、これ使ってよかったと思えるランニングツール、引き続きブログで紹介していきたいと思いますので、ぜひとも情報お寄せください。N倉さん、こうした積み重ねの結果、静岡マラソンは、絶対「アレ」達成しちゃってくださいね、期待していまーす(プレッシャーというわけではないけど、もしかしたらそう見えるかも)!


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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