ピッチとストライド


今日は寒かったので、夕飯はお鍋。そのあと、チキンの薬膳カレーをつくっているうちにこんな時間になってしまい、今日もブログの更新が遅くなってしまいました💦



さて、昨日のブログで、ニューヒロインの小林香菜選手のピッチが220歩/分ということをお伝えしましたが、ところで僕のピッチとかストライドはどうなんだろうと思い、GARMINやその前に使っていたEPSONのデータをいろいろ確認してみました。冒頭のデータは、昨年12月15日のジュビロ磐田マラソン(ハーフ)のときのデータで、ピッチ180歩/分、ストライド111㎝。フルマラソンだと、昨年の静岡マラソン(N:3時間36分12秒)では、ピッチ181歩/分、ストライド107㎝でした。



さらに、自己ベストを出した2020年の勝田全国マラソン(N:3時間28分47秒)のときは、ピッチ183歩/分、ストライド108㎝。



静岡と勝田では、ピッチはわずか2歩、ストライドはわずか1㎝しか違わないのに、完走タイムは7分以上違っちゃうんですね。実際、試しに計算してみると...


(静岡マラソン)

1.07m×181spm=分速193.7m

⇒ 42,195m÷分速193.7m≒3時間38分

(勝田マラソン)

1.08m×183spm=分速197.6m
⇒  42,195m÷分速197.6m≒3時間33分


と、計算上でも、ピッチ2歩、ストライド1㎝で完走タイムが5分も違うということから、数歩、数㎝にこだわるって、結構重要でなんですね💡


ちなみに、42.195㎞をストライド105㎝で走ってサブ3.5を達成するには、

42,195m÷(1.05m×210分)≒191歩/分

同じくストライド110㎝なら、

42,195m÷(1.1m×210分)≒183歩/分


が必要になります。こんな計算しなくてもネットで検索してたら、簡単に計算してくれるサイトがありました👇



ところで、小林香菜選手の220歩/分って、体感的にどのくらいなんだろうと、先日の市民継走大会のときのデータを確認したら、継走大会であんなに必死こいて走っても最大202歩/分のピッチしか出ていませんでした。小林選手、どんだけ回転速いねん、しかもフルの距離を💦



でも、普通に考えれば、1分あたりの歩数を増やそうとしたら1歩あたりの距離は短くなりそうだし、1歩あたりの距離を伸ばそうとしたら1分あたりの歩数が減っちゃいそうな感じがしますからね。両方伸ばすには、厚底シューズの力を借りてストライドを伸ばしつつ、速めのテンポの音楽とか聴きながらピッチが落ちないよう練習が必要なんでしょうね。加えて、レース後半でも厚底シューズの反発に耐えられる筋力も!



ということで、みなさんはピッチ派、それともストライド派、どちらでしょうか? 日々の練習で、ピッチやストライドを意識しながらいろいろ試してみるのもいいかもです。本命レース静岡マラソンまであと39日、それぞれの目標に向かってトレーニング、がんばりましょう!



(KBT)


静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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