赤石・荒川・千枚 山行記


7月30日、火曜日。いよいよ7月も大詰め、今週末は毎年恒例・静岡走ろう会富士登山ツアーです。現時点の参加予定は16名。毎年不思議と好天に恵まれていますが、今年も天気がいいといいなぁ。事前登録も済ませ、配車もほぼ確定し、あとは装備品をしっかり準備して、8月4日の朝を待つだけです。参加されるみなさん、がんばって山頂を目指しましょう!


(2022/8/7)


さて、山と言えば富士山だけではございません。静岡県の北部、山梨県・長野県の県境には3,000m級の山が10座もあり、その中でも一等三角点をもつ赤石岳は南アルプスの王者的存在。その赤石岳へと、元ワンゲル部Y口さんが、昨年に引き続き単独登山に行かれたということで、投稿をいただきました(昨年のレポートはこちら👇)。



では、早速「赤石・荒川・千枚 山行記」、ご覧ください。








赤石・荒川・千枚 山行記



昨夏、久しぶりに北岳に行って、感想は“やっぱ山はいいなあ~”。その後、安部奥に行ったりしましたが、今夏、もう一度、学生時代の主戦場・南アルプスへと思って選んだのが南部の主峰・赤石岳。ピストンではつまらないと思って、赤石から千枚まで縦走することにしました。



7月20(土)曇一時雨

椹島ロッヂ8:20 - 13:25赤石小屋


自宅を朝4時10分に出発して、畑薙の登山者臨時駐車場へ。そこから特種東海フォレストの送迎バスで椹島(さわらじま)ロッヂまで。送迎バスは赤石岳号、悪沢岳号、間ノ岳号の3台で、ナンバーはそれぞれの標高になっているそうです。



椹島ロッヂから林道に戻り、道路脇の梯子を上って登山開始です。シラビソの樹間をひたすら登ります。時々、小雨がパラつくものの、樹林の中ですので、全く問題ありません。樺段と呼ばれる平らな場所を過ぎて、予定どおり5時間で赤石小屋に到着しました。




7月21(日)晴

赤石小屋3:30 - 赤石岳7:35 - 中岳12:10 - 悪沢岳13:55 - 千枚岳15:05 - 15:30千枚小屋


今日の行程は長いので、まだ暗い3時30分にヘッドランプをつけて出発。富士見平辺りで明るくなってきました。樹種がシラビソからダケカンバに変わり、森林限界を抜けてからはハイマツに囲まれた登山道を喘ぎながら登ります。マラソンのゼーハーとは違う息苦しさはやはり空気が薄いからでしょうね。



3時間ほどで稜線に出た途端に強風とガス。やはり稜線は別世界です。赤石岳(3,120m)到着が7時。昨日から長い登りでした。東に富士山、南に聖岳、北にこれから行く小赤石岳、荒川三山がよく見えます。



赤石小屋への分岐まで戻って、小赤石岳を過ぎて下り切ったところが大聖寺平。ここから稜線の中腹をトラバースして荒川小屋。荒川小屋を過ぎると国内最大級の荒川前岳南面のお花畑。鹿害防止のためにネットで囲われていますが、扉を開けてお花畑の真ん中を突っ切るルートを辿ります。



登り切って、再び稜線へ。強風、ガスはおさまって、穏やかな天気になりました。荒川前岳には三伏峠方向に30分程度往復することになるので、カットして荒川中岳(3,083m)へ。ここで塩見岳、白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)が姿を見せてくれました。



悪沢岳へは鞍部まで一旦下ってから、岩場を上ります。途中、ルートミスをして一枚岩に片足が乗るだけという怖い場所を通過する羽目に。岩場では立ち止まってルートをしっかり見定めてから進まないと危ないですね。悪沢岳(3,141m)山頂には誰も居ません。ちなみに荒川三山の中では別格ということで、荒川東岳よりも悪沢岳の呼称の方が一般的です。



悪沢岳からはぐっと標高の低い千枚岳(2,880m)へ。そこから30分ほど下って千枚小屋へ。今日の行動時間は12時間とこれまでにない長時間となりました。




7月22(月)晴れ

千枚小屋4:15 - 9:25椹島ロッヂ


3日目は長い尾根をひたすら下って起点の椹島まで。ゆっくりのスタートでいいのですが、周りがわさわさしだすので、寝ていられずに、今日も夜明け前の出発でした。暗い中でいきなり真反対のテン場に下りてしまうルートミス。多分こっちだろうは駄目ですね。



途中、想定外の岩場の登りがありましたが、ゆっくりのんびりの歩行で椹島に無事下山しました。予定よりも早い時間の送迎バスに乗れたので、途中、白樺荘の温泉につかってから帰宅しました。涼しい山の中に居たので、下界の35度超えの猛暑にはげんなりでした。



山小屋の予約がタイトで今回の日程しか選択肢はありませんでしたが、天気にもまずまず恵まれて、南アらしい山行を堪能できました。感想は改めて“やっぱ山はいいなあ~”。体力を維持して、来年の夏山シーズンも何とかもう一度、南アルプスに行きたいと欲が出てきました。




~END~








いいですねぇ。僕は山小屋って泊ったことないので、一度くらいは泊ってみたい。晴れた日の午後、趣きある山小屋に着いて、翌日目指す山々を望みながらビールとワインを飲み、朝、鳥のさえずりに目を覚まし、清々しい空気を吸い極上のコーヒー、そして隣りには北川景子と綾瀬はるかと浜辺美波がそっと微笑んでいる(笑) でも、こういう何泊もする登山ってトレラン以上にいろいろ装備って必要なんですよね。一体何をどれくらい持っていけばいいのか、こんどY口さんにレクチャーしてもらい、みんなで登山に行くっていうのもいいですよね💡 ということで、山口さん、朝から妄想させていただきありがとうございました。来年の山行日記も、お待ちしていま~す!


【おまけ👇】


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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