昨日のブログで、僕らが見ている世界と実際の世界にはギャップがあることを書きましたが、最近読んだ本からもう一つ。
ふだん僕らは全く意識していませんが、網膜に映る映像は上下左右が逆さまなんですが、脳で正しい向きに戻して僕らは世界を見ています。
先日の焼津みなとマラソンで写したこちらの集合写真も、こういう風に見えてはいますが…
網膜上では、こういう風に写ってるわけですね。なんかちょっと気持ち悪い、酔っちゃいそう💦
しかも、網膜上の映像が単純にそのまま脳に送られているわけじゃなくて、右目と左目の半分ずつの視野がそれぞれ右脳と左脳に分かれて伝えられているらしい。
加えて、『生命科学の静かなる革命』(福岡伸一著)によれば、網膜上の信号は映像としてセットで送られているわけではなく、横の線に反応するニューロンや色に反応するニューロンなどがそれぞれ反応したものを統合して脳の中で映像をつくっているとのこと。
(理化学研究所より)
よく禅の世界とかで、「ありのままを見なさい」とか言われますが、こんなしくみになってたら、絶対ありのままになんか見れないじゃんか(笑) 普段見えている世界がありのままの世界ではなく、脳が自動生成した世界だと思うと、なんだかますます不思議な気分になってきます。でも、進化の過程で、ありあわせのものをつなぎあわせていたらこうなっちゃったんだから仕方ないですよね。そのしくみをうまく使って、有限の人生を楽しんでいくしかない!
それでいいのだ。
ということで、ふたたび超・回りくどいご案内になってしまいましたが、5月3日はゴールデンウィーク強化練習として、焼津クロシオランを行います。午前8時JR静岡駅南口に集合し、宇津ノ谷峠を経由して焼津駅まで21キロのんびりラン。みんなでさかさまの世界を楽しみましょう(笑) たくさんのご参加お待ちしております✋
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