10日ほど前に南伊豆みちくさぼちぼちマラソンの投稿をいただいたガーミンのウンちゃんから、先日のぼちぼちぶりとは正反対のシリアス投稿をいただきました。今回参戦した大会は11月23日開催の「制限時間4H、自己への挑戦状！大田原マラソン2025」。ご存じない方のために、一応説明させていただくと、この大会は制限時間4時間、つまり全員サブ4狙いの大会です。さらに、男子2時間25分以内、女子3時間以内のランナーは選考の上参加費無料＆大会事務局で指定した宿舎を提供。加えて、大会記録（男子2時間14分53秒、女子2時間33分38秒）で優勝したランナーには強化育成費50万円進呈というガチ大会ながら、一方で別府大分のように出場資格はいらない門戸を開いたオープンマインドな大会なのです。
どこで開催されるかというと、栃木県大田原市のDI STADIUM（美原公園陸上競技場）発着。静岡から340㎞くらい離れてます。
コースはこちら👇 高低図を見ると、25㎞まではゆるやかに下って、そこからゆるやかに登る。前半調子がいいと誤解してとばしてはいけないしまだ大井川パターンですな(笑)
前置きはこのくらいにして、それではウンちゃん、果たしてサブ4達成できたのか、はたまた関門に引っかかってしまったのか、最後までまばたきしないでご覧くださーい！
2025.11.23 日曜日
栃木県大田原マラソン
制限時間4時間
日帰り弾丸フルマラソンツアー
サブフォーへの道
ラン友さんからタイムが狙えるレースがあって、しかも自分のスペシャルドリンクも置けるみたいというのを聞いて、一緒に栃木県の大田原マラソンを日帰りで走って来ました。
日曜日、静岡駅6:22始発こだまに乗車、東京駅7:36着。乗り換え時間8分、東北新幹線7:44やまびこ205号に飛び乗り、0次関門を通過。
8:56那須塩原駅に到着し、9:00大会会場までの最終シャトルバスに飛び乗り、9:30ごろ会場到着。またまたダッシュで体育館へ行き、貴重品を預けて着替えバックは体育館の片隅に置きＣブロックの中へ。この大会は制限時間がグロスで4時間のため、出来るだけＣブロックでも前の方へ潜り込む。そして、Garminが衛星を捕らえたと同時に、
10:00スタートの号砲がなった。
ほんの少し渋滞したものの、500m程でペース5:00/㎞となる。自分の想定では5:20/㎞であったが、周りの集団に乗って集団走に作戦変更。隊列が乱れずサブ3.5のペーサーに囲まれているような走り易さ。普段なら苦しくなる5:00/㎞が気持ちいい、走っていて楽しくなる。なんとか25㎞までは、サブ4ペースの5:40/㎞を下回り貯金を稼ぐ。
後半、
上り坂が現れるすり鉢状の地形、両足にピクピクと嫌な信号が出だした。25㎞辺りからペースを6:00/㎞死守するのがやっと。後ろから来たラン友さんにあっさり抜かされ、しかし付いて行けない。
35㎞、
右足が完全に攣った。ガチガチになったふくらはぎを触ったら、ふくらはぎが、凹んでいるではないか。ガードレールにしがみつき、ストレッチ。頭の中では計算が始まった。
37㎞、
右足がまたしてもガチガチに攣った。そして左足も。あと5㎞、Garminは残り時間40分を切っていたかと思う。いつもなら諦めてしまう状態、しかし、ラン友さんのサブ４はほぼ確定、自分も頑張らなくてはと慎重に足を進めた。
40.５㎞、
号砲から3時間48分、最後の関門で「閉鎖まで1分50秒でーす」の声を聞きながらなんとか通過、周りのランナーから「ヨシ！」の声が聞こえた。ここからは、足が攣らない事を祈り、6:00/㎞で行く。会場に入りラスト400m、間に合うと確信しながらも、細心の注意。ゴールに設置してある時計が3:59:00の表示が見えた。あとは、ゆっくりとゴールラインを通過した。
3時間59分08秒。
前半の貯金を使い果たした。ゴール地点で待っていてくれたラン友さんとお互いのサブ4を喜んだ。本当に良かった、あそこで諦めなくて。ラン友さんに感謝感謝感謝。ラン友さんは、3時間54分35秒、余裕のサブ4復活です。
15:15、
那須塩原駅行きの最終シャトルバスに飛び乗り、再び新幹線へ。
19:02、
約13時間ぶりの静岡駅のホームに降り立った。
ヤッター、サブ4だ。
～完～
ウンちゃん、ミッシーさま、みごとサブ4達成、おめでとうございます㊗️㊗️㊗️ というか、20キロまではサブ4どころかサブ3.5ペースではないですか！そして、大田原マラソン、静岡から日帰りでいけちゃうんですね👀 そういえば、当会最年少のK下君（当時高校生）も、お母さんの運転で日帰り完走したのを思い出しました。ということで、ウンちゃん65歳サブ4、お見事でした。この調子で、ぜひ世界最高齢サブ4達成、目指しちゃってくださーい(^^)
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