僕の読書は紙の本がメインではありますが、Amazon Primeで読める電子書籍もときどき。紙の本の方がやっぱりしっくりくるんですが、電子書籍はしおりをマークしたり、気に入ったフレーズを蛍光ペンで塗ったりすると、一覧でチェックした箇所が見れたりするので便利なところもあります。え~と、最近いろいろあってちょっと疲れているので、たまたま見つけたこちら👆の『~ストア派に学ぶストレスフルな時代を生きる考え方~心穏やかに生きる哲学』を読みました。「ストア派」とは、古代ギリシャ哲学者のゼノンが始めた学派で、AIによる概要は以下の通り。
特にですねぇ、この「コントロールできないものは無視して、コントロールできるものだけに集中せよ」っていうのが、今の自分には刺さり、そして「人間は宇宙の一部である」という考え方を、2000年前の人たちが考えていたんてビックリ。現代科学の理論では、生物は宇宙の塵から生まれ、宇宙の塵に還っていくわけですからね。
【ChatGPT作】
そのストア派の流れを汲む後期ストア派で『自省録』を書いたのが、ローマ皇帝のマルクス・アウレリウス。ほんとうは哲学者になりたかったけど、婿養子に入るとローマ皇帝になってしまい、朝から晩まで激務に追われ、しかも戦争の最前線に自ら赴き、前線に設置されたドナウ河畔の陣中で自分に語りかけるように書き綴ったのが『自省録』だそうです。岩波文庫版は字が小さいので、同じくAmazon Primeで読めた『超訳 自省録 エッセンシャル版』を読みました。
「完全な人格とは、激することもなく、麻痺することもなく、なにかのふりをすることもなく、毎日を最後の日として過ごすことにある。」
(7-69)
スティーブジョブズも、スタンフォード大での有名なスピーチで同じことを言ってましたよね。
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.
(2005年6月スタンフォード大卒業式にて)
ということで、このようなことをつらつらと考えてしまうくらい、このところだいぶ疲れていますので、どなたか一緒に飲みに行きませんか(笑) あ、いやいや快楽に身をゆだねてはストア派に叱られてしまいますね。感情に支配されず、コントロールできるものだけに集中して、理性に従って生きていくことにしますです、はい(^^;
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