6月に入りました。本日僕は日曜出勤だったのですが、今日は忍野トレイル開催日で、結構な数の当会会員のみなさんが参戦！一日ずれてたら雨のトレイルでしたが、青空の下気持ちよく走れたのではないでしょうか。ぜひ、こちらももようも投稿お願いいたします！

その忍野トレイルにも本日参戦していた野辺山ウルトラ迷監督のうんちゃん、5月18日野辺山ウルトラ、本日忍野トレイル、来週6月8日は飛騨高山ウルトラと連戦中。何やら生き急いでいる感がありますが、もし何か深い悩みごとがあるんでしたら相談に乗りますのでお声をおかけください(笑) 連戦の模様はまた投稿いただけるかもですが、とりあえず今日は野辺山ウルトラ完結編。昨日は、緻密なプランを立てて30キロ通過タイムが予定タイムとピッタリ同じというところまでお伝えしましたが、連続テレビ小説のように何やら不穏な布石が張られていました。果たして、30キロ以降の旅路はどんな展開だったのでしょうか？それでは、完結編、とくとご覧くださいませ✋

第31回野辺山ウルトラマラソン
～卒業記念大会～
「行方不明になったＵちゃん迷監督編3/3」

3.決戦の日～後編～

前を行くダブルT子は、物凄く調子がいい。上りも下りも淡々と進むHさん、下りを走らせたら右に出るものがいないSさん。ダブルT子さんと私監督の間にスペースができ始めました。

40㎞時点、タイム5時間9分、予定時間4時間55分。

練習では40㎞走ってもの何ともない私に歩きが混じる。稲子の湯を過ぎて38㎞から八峰の湯42㎞までの長い大好物の下り坂。この坂は、今回のレースで7回目、試走会を含めると8回目となる。いつもならキロ４分から4分30秒で笑いながら下るも、今回は6分20秒以上スピードが上がらない。

この野辺山ウルトラの指標となる50㎞の小海中学校に到着したのが6時間25分。予定表タイム6時間3分より20分以上も遅くなってしました。100㎞の時間内完走に翳りがみえて、リタイアの文字も頭をよぎりました。「やっぱり、年齢的に無理があるのかなぁ」と初めて自分の年齢を意識しました。

「ここのエイドの名物である手打ち蕎麦を並んで食べようかな、それでリタイアかな。」

ダブルT子に、

「後から追いかける、ウルトラは３回復活する。」

と言った監督。監督自らこのくらいでリタイアは無いだろうと前進しました。距離は58.5㎞の北相木村役場、このコース唯一のスライドコースの折り返し地点。上りは勿論ほとんどが歩き、復路の下りも歩き。実は、この時点から道路の端にキラキラ。

60㎞地点タイムは8時間5分。予定表7時間36分。

68㎞コースのゴールまで５キロの表示看板が見えた。

その横をゆっくり歩く。大勢のランナーに抜かれながら。ついに上りで歩くことも辛くなり、道路の脇に腰掛ける。通過するランナーが「大丈夫ですか」と声を掛けてくれる。通りすがりの応援者が冷たく冷えた水をコップ2杯譲ってくれた。2杯の水を飲み干すと同時に応援者は車で去って行った。そして、飲んだばかりの冷たい水がキラキラに変わった。あと、500ｍで68㎞のエイドなのに、もう歩く気力をなかった。

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白いワンボックスが自分に横付けした、「そろそろ、時間です」。

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私の野辺山ウルトラが67.5㎞地点で終わった。

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7回目の野辺山ウルトラでワースト記録となってしまった。絶対完走すると思ったのに、仲間と一緒にゴールする筈だったのに、野辺山ウルトラを完走でできなかったことより…

仲間と一緒に走り切れなかったことが、悔しくて悲しかった。

～END～

うわあ、今年もキラキラにやられちゃいましたか💦 もうこうなったら、すべての練習会後はおでニックによる内臓強化練を必須としちゃいますか(笑) そして、今回みなさん野辺山卒業というスタンスで臨んだそうですが、今回の走ろう会完走率厳しかったですからね。来年はどうするのかな？ もしまた来年チャレンジされる方いらっしゃいましたら、来年の投稿の草案を今から考えておいてください。ということで、うんちゃん、今回も投稿ありがとうございました。忍野や高山のレポートもお待ちしています。加えて、野辺山や今日の忍野参加メンバーのみなさまも、投稿絶賛受付中ですのでどしどしお送りください。そちらも一日千秋、お待ちしております✋

(KBT)