野辺山ウルトラ前半試走会 2/2


昨日のつづき。4月6日、当会の精鋭メンバー9名は、野辺山ウルトラ前半試走会として、野辺山駅をスタートしてしばらくは順調だったようですが、昨日前書きにあった「この後稀に見る過酷な状況」とは一体何のことなのか?!それでは、前置きはこのくらいにして、早速その「過酷な状況」、ご覧ください。では、アリーさま、レポートお願いいたします!








「野辺山ウルトラ前半試走会 2/2」




雨が冷たいね💦なんかチラチラ雪みたいだね❄️

進む進む!

ありゃまだこのあたり積もってるんだ〜、足元気をつけて!!



進む進む!

なんか積もってるよ〜大丈夫だよ登りきれば向こう側は日が当たるから雪も溶けてるよ次のカーブで!

えーもっと積もってるよ!



大丈夫次のカーブで!

えーまだだよー!

吹雪いてきたぞ!積雪もたぶん30センチはある



ズンズンズンズン雪の中を1歩ずつ足を突っ込んでは抜く、突っ込んでは抜くという作業の前進!!



突然私の中の女優が目を覚ます!



「おら、こっただごどでは負けね!おっ父に薬ざぁどどげるっておっ母ど約束しただ」

「おっ父まっででけれ〜」


はたまた石川さゆりもやってきた。


「上野発の夜行列車降りたときから〜野辺山駅は雪の中〜🎵」(みんなで大合唱)


しかしおしんの小林綾子に扮してもあゝ野麦峠の大竹しのぶに扮しても、軽装ランナーの私達の足元はランニングシューズ!!ズブズブ雪の中を歩くにはあまりにも冷たい🧊🧊途中引き返す案が9人のサムライ達に持ちあがるが、かれこれ10キロは進んで来た。この道を引き返すのか、はたまた先は雪解けとなっていることを期待して進むのか。



E藤サムライから提案が!


「稲子の湯♨️につけば、バスがある」


稲子湯に電話で確認☎️よし営業しているぞ話し合いも吹雪の中立ち止まっているだけ帽子の上にも雪が積もるとにかく前へ。確かその場から稲子湯まで9キロ!しかしそれでゴールなんだ!!稲子の湯♨️ほんとだったらそこで温泉に浸かりたいね…ダメだよお風呂セットは車の中だもん(^^)なんてゴールの見えたサムライ衆は最後の力を振り絞る


やったーゴール🏁
え…バ、バスは4月19日まで運休😂😂


それならタクシー🚕だ!


「最短でも5時過ぎでないとそちらへは向かえません」…チーン…


もう1歩も走れないよー💦メソメソ😭



E藤サムライが松原湖駅4時30分の電車に乗れれば間に合う!ここから13キロ!少し登ればあとは下り基調だからキロ7でも大丈夫だ!泣く泣く気持ちを奮い立たせて出発〜



結果は余裕で4時30分の電車に乗ることができ、9人のサムライ達は野辺山駅まで戻ることができました。



パノラマ湯♨️にて冷え冷えに冷えた身体と脚を温めて、


あ~、生き返った〜!!



電車の中で、


「あの状況で誰かがケガしたり体調悪くなったりしたらヘリ出動要請するしかなかったね。みんな体力あるサムライ衆でよかったね」


こんな貴重な体験もレース当日に思い出しながら走れば野辺山ウルトラも完走できるかな(^^)、できたらいいな♡ 途中何度も脚が止まったり心が折れたりしたけど笑い合ったり励ましてくれた仲間がいて本当に良かった!!感謝しかありません!みんなありがとうございました😊


待ってろよ〜NOBEYAMA!



~END~


🍀ARIYOSHI🍀







いやはやほんと帰ってこれてよかった、よかった。ほんとにメンバーの誰かが動けなくなっちゃったら、翌朝の信濃毎日新聞に静岡走ろう会が載っちゃうところでしたね(^^; 「標高の高いところは、舐めてはいけない」というな教訓をみごとに身をもって僕らに教えてくださいました、ありがとうございます。次回、後半試走会の際は、スタッドレス履いた誰かの車にサポートしてもらってください(^^) ということで、アリーさま、「あやうく遭難レポート」ありがとうございました。次回もまた投稿お願いしまーす!


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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