ウルトラマラソン三連戦を終えて(1)


昨日はT屋さんのFB記事から「くびき野100K」の投稿をアップさせていただきましたが、そのくびき野にも参加されたうら若きミッシーさまから超大作の投稿をいただきました。タイトルは「ウルトラマラソン三連戦を終えて」三部作+「第30回伊平屋ムーンライトマラソンに参加して」の計4本で、文字数なんと合計10,524字!切りの良いところで分けながら何回かにわけてアップしていきますので、長旅になるかと思いますが、ど~ぞよろしくお願いいたします。今回はウルトラ三連戦の第一弾なのですが、送られてきた写真が少な目で、文章メインの投稿となりますので、いろいろ空想しながらお読みください(^^)








ウルトラマラソン三連戦を終えて



6/19に岩手銀河ウルトラ100(獲得標高945m)を完走して約4か月ぶりの投稿です。


①9/22 北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン(獲得標高785m)
②9/29 村岡ダブフル ウルトラランニング100Kの部(獲得標高2550m)
③10/13 えちごくびき野100kmマラソン(獲得標高約1500m)


この3つ全部に出てきました。客観的に、かなりアホな挑戦だったので、終わるまで静かにしていようと黙ってました。結果は...


①は80.5kmで収容されてしまいましたが、②③は完走できました。


順番に思い起こして、記しておこうと思います。相変わらず、レースについての記述は少なく、ランニングにはあまり参考にならないことをお許しくださいね、汗。


*  *  *


「①9/22 秋田内陸100キロチャレンジマラソン」



<言い訳>

怠けていたつもりはないのです。いやぁ、しかしこの夏はいっそう暑く、7月は雨が多かった。ですよね?スキマ時間に走ろうとも、6月以来、週日2回は老親を連れ出してお散歩や美術館めぐり、週末もできるだけ、おいしいご飯を食べようよ、という生活に突入していました。加えて、8月はスフィンクスやピラミッドを見ようではないかと子供と旅行にでかけ、連日40℃を超えるかの地では、スキマ時間にちょこっと走るなんて到底ムリのうえ、おなか下しの洗礼も受け、走らない日の記録を達成中?みたいな生活になってしまいました・・・。



<出場を決めたわけ---去年は楽しかった---と迷い>

秋田のこの大会は、去年、初参加。今回が最後とのことでした。また、後夜祭で、新たな運営体に引き継いでもらえるか検討を始めたところだと聞きました。なので、「運営続行」と聞いたときは、おおっとうれしくてポチ(=エントリー)しました。なにせ、去年は秋田のランナーはちょりさんのご厚意で、秋田観光巡りを堪能することができたのですから。


角館の武家屋敷観光だけでなく、日本三大霊地の1つ川原毛地獄に行ったり、エメラルド色の大湯滝を浴びたり、男鹿半島のなまはげ館でなまはげ体験をしたり、日本一低い山・大潟富士に行ったり、横手市増田地区の蔵屋敷に行ったり、能代のバスケミュージアムに行ったり、NHKドキュメンタリー10年分の1位に輝いた秋田港のうどん自販機に行ったり、秋田の魅力、どっぷりでした。


・・・ふうふう。


どこにも「走る」話が出てこない(笑) でも、この一年の間には、はちょりさんは予定通り転勤され、それが予定通りでない山形になってしまい、引っ越しだの仮住まいだの、引継ぎだの、資格のなんたらとかで秋田観光はほぼほぼ難しいよ~とのとで、まいっか、出場やめても・・とあきらめムードでした。


②の村岡をエントリーするときには、さすがに毎週続けて100kmはむずかしい。でも、9年前に、88km部門だけで100km部門は未挑戦の②村岡はクリアしたい!こっちが本命だし、なんて思ってました。


ところが!


去年、三重の松阪で知己を得て、思い出深いシューズまで、贈っていただいた82才のレジェンドT氏が「去年は秋田50kmに出たけど、今年は100kmに出る。」とおっしゃるではありませんか。またとない再会のチャンス!レジェンドは14回目の挑戦です。(とっくにクリスタルランナー)


秋田に出場!に舵を切りました。


<思いがけない邂逅>

大会の前々日の㈮、静岡市は39.2℃を記録する暑さで、切符を買う東静岡駅で滝汗でした。打って変わって、前日の㈯、降り立った角館駅は17℃、「半分やないかーい!」。小雨が降っており、寒さで身震いし、雨予報の翌日が超ブルーでした。


そんなとき、レジェンドにばったり!


一緒に前日受付に行きました。ビニール袋でレインポンチョを作成するなどしていると、レジェンドが同宿予定のラン友達と談笑しています。その方はレジェンドとも違う埼玉県在住ですが、なぁんとなく、以前に見た顔に思えてそう話すと、彼は私に見覚えないと全否定されます。でも、苗字を名乗られたとたん、ぼやけていた映像の焦点がぴたりと合って、18才の青年のお顔が現れました。



「S先輩ですよね。〇〇部の・・・。私、中学と高校1学年下でした。」


まさにその通りとわかり、夕食の間にも40年以上の時と数百キロの距離を越えて、思い出話に花が咲きました。こんなことがあるんですね・・・。S先輩の職場の同期が秋田内陸のリピーターでレジェンドとつながるご縁なんだそう。S先輩から、体育のA先生が90才近いはずだが、お元気で同窓会にいらした話をきき、猛然とA先生に会ってお礼を言いたくなりました。(後述)




~つづく~








はいはい、相変わらずのレースの「レ」の字も出てこないここまでですでに1,921字を費やすところが流石のミッシーさまでございます(笑) それにしても、静岡から遠く離れた秋田で中高時代の先輩にたまたま出会うなんて、メチャすごい偶然ですね。僕が東京マラソンに当選する確率よりよっぽど低いかも(笑) ということで、続きはまた明日お伝えします。いよいよレースが始まり、コースのことや100キロとどう向き合ったかがレポートされるかどうかは一切保証できませんので、ゆる~い感じで、どうぞ続きをお楽しみに(^^)


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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