いわて銀河ウルトラマラソンに参加して 1/2


ゆうべは、みんなで電車に乗っていたら、突然NORIさんが電車の窓を開けた拍子に走行中の電車から線路に落ち、そのあとターミネーターみたいに後部ドアをこじ開けて戻ってきた夢をみました。この夢は、いったい何を暗示しているのか、どなたか夢分析に詳しい方、教えてくださいませんでしょうか(笑) まあ、きっと昨日のNORIさんの投稿を編集しながら見た傷だらけの上半身ヌードみたいな写真が、僕の深層心理にじわじわと突き刺さっただけじゃないかと思いますけどね(再笑)



さて、それではそのNORIさんたちが参戦していた飛騨高山ウルトラ開催日の6月9日、所変わって高山から750㎞離れた岩手県盛岡市で開催されていた「いわて銀河ウルトラマラソン」。そのウルトラに参戦したうら若きミッシーさまより投稿をいただきましたので、今日はそちらをアップさせていただきます。今回の投稿は、ミッシーさまにしてはいつもより控えめの2,477文字ということで、ちょっと迷いましたが二回に分けてお送りします。では、その前編さっそくご覧ください。








6/9いわて銀河ウルトラマラソンに参加して


今、もっとも外国人に人気の都市は、東京でも京都でもなくて「岩手県盛岡市」なんですね。旅行サイトで推しが入ったようなのです。今や世界で一番有名な日本人? 大谷翔平も岩手の出身ですね。



で、走ってきました、岩手。


この大会では、北上市から雫石までの100kmの他、50kmと、今年から駅伝100kmのコースがあります。午前4時出走。制限時間14時間でした。



◆前日のこと

 

今年の 「東北絆まつり」の当番県は宮城県、主催地は仙台でした。朝、仙台の息子と市内の大町西公園の各県物産展を見て回り、つい、福島と田沢湖のビール飲み比べ4種ずつ計8種類を、堪能してしまいました。



青空にはブルーインパルスが。

力強い復興を感じました。



次いで、北上市に到着。ここでも前日受付に、日本酒の試飲コーナーが。昨年9月の秋田内陸チャレンジUMでも、鏡割りの樽が並び、東北人のおもてなしにはお酒が欠かせないんだなぁと改めて思いました。



ここでは、旧知の横浜のY夫妻にばったり。うれしかったぁ。彼女は先日野辺山7回目をクリア、タイムも12時間半の実力派です・・・。秋田のはちょりさんにも会えました。隠岐の島大会で知り合った、島好きのランナーさんです。ギンギンに晴れ渡った青空の下、彼と雄大な北上川を散策し、ご当地ゆかりの「利根山光人」美術館に歩いて移動・・・。



往復10数キロ・・・

ついつい歩き過ぎました。元々、東京から仙台までを深夜バスで6時間かけて移動して、揺れるわ、うるさいわで眠れず、ぼーっとしており、アルコールも入って疲労・・・やばい。倒れるように宿で爆睡、2時15分の駅集合シャトルバスに間に合うギリギリまで寝てました。




◆当日のこと

最初は不調。午前一杯、曇り空で風があり、超ラッキーでした。



自分は毎回、割とそうなのですが、20数kmまで気乗りせず速度も出ず、ネガティブなことばかり頭をよぎります。


(その1)2週間前に済ませておくべき坂道50km超走を、親の施設見学でできず、1週間前にやったのは愚かではなかったかとか。
(その2)全然「ゆったりシート」でないバスなど乗るべきではなかっただとか。


そんなとき、話の花咲かじいさんよろしく、「master」とフルネームの入ったゼッケンのお二人がいて、つい話に引き込まれるように、引っ付いて走ることができました。全く苦も無く、むしろ、耳をそばだて、時には笑いをこらえるのに必死でした。・・・。


おひとりになったタイミングで、群馬からというそのランナーと、一緒に走ることになり、会話がおもしろくて、快調なペースメーカーを得た思いでした。また、この方は安政遠足・侍マラソンで9回も仮装賞を受賞し、地元の団体で盲人ランナーの伴走もされており、チームが支援した唐沢剣也選手が東京パラで銀メダルを獲るのを目の当たりにした話をされていました。



実は、それまではバンバンと抜かれており、すれ違いざまに「どこか痛むのですか?鎮痛剤をお分けしましょうか?」と見知らぬ方から声がかかるありさまでした。


「ありがとう。ロキソニン持ってるから、大丈夫です」


腰に手をあてて、いたたた・・・と言っていたのを、後ろでしっかり聞いている方がいて、


「腰いたいのに、今度はようしゃべりまんな~」

と言われてしまいました・・・。




~つづく~








...いつもように、延々と前日の話しが続くのを覚悟していましたが、今回は意外とあっさりレース当日のレポートに移行しましたな(^^)/ それにしても、前日「ギンギンに晴れ渡った青空の下」(ギンギンってどんな空じゃ?)、レース前日に十数キロも歩いてしまうとは、やっぱり頭のネジが数本抜けているとしか思えませんな(笑) ということで、悪条件満載のレースをスタートしたミッシー様、このあとレースの結果はいかに⁈ つづきは明日お伝えします。お楽しみに~✋


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000