奥熊野いだ天ウルトラマラソン~ミッシー編2/3~


昨日は10連休明けの出勤でどうなることやらと思ってましたが、玄関の鍵を開けて、自動ドアのスイッチを入れ、エレベーターをONにしているうちに、不思議と仕事モードにすんなり移行できました。仕事モードに入ると昼からビール飲む気にならないのが、僕のしっかりしたところです(普通だぞ)。さて、うら若きミッシーさまから5月1日に送られてきた長文、第2弾。昨日は、「奥熊野いだ天ウルトラマラソン」の投稿だというのに、タイトルを無視して「みえ松坂マラソン」で出会ったレジェンドTさんとのやりとりを長々とつづられていたわけですが、どうやらそのレジェンドTさんとのエピソードはもう少し続くようです。では、ミッシーさま、そのつづきをお願いいたしま~す✋





その後、季節の花やら、青学の箱根優勝やら(レジェンドは青学の先生でいらしたようです)、旅先のショットやらのLINEの交流がつづき、あるとき、送りたいものがあるからと住所を尋ねられました。


「さっぽろ雪まつりのおみやげですか?」
「いえ、あなたにあの靴を贈りたいのです。」


実は、松阪でもお申し出をいただいたのですが、「この寒空にそんな追剥ぎのようなことはできない」と思い、お断りしたのです。...でも、お言葉に甘えていただくことになりました。数日後に、靴は元々入っていた箱とともに届きました。添えられている手紙には...


「お会いした時、〇〇〇(私の名前)さんの靴への愛情を感じました。履いてもらえれば幸いです。今日からは〇〇〇シューズ。自由にお使いください。」


と、書かれていました。



え~ん、履けないよぉ。家宝です...。
でも、いつか、そして、時々履こう...。
いつまでも、たいせつに履こう...。


【3.走る日々の再開】

サイト管理人のKBTさんが、「相変わらずお前はっ! はやく本題に入れ~」と、じれじれしているのを感じながら、遠回りしてしまいました。なので?、この章は省略です。


【4.旅ランの楽しみ】

わたしを去年、八ヶ岳野辺山UMの完走に導いてくれた、ウルトラの父・Tさんの運転で、おなじく野辺山のゴールで腕を広げて待ってくれていたYさんが同行の、伊勢路旅でした。新東名の浜松SAでは、ローランド社のヘッドオーディオ・ドラムやピアノをおためし演奏して、自分ってかっこよくない?と照れる3人でした。


(そこここにピアノ・デザインの浜松SA)

(ドラマー・Tさん)


前日の観光は熊野本宮大社。ここでの名物は、壺装束という、高貴な女性の旅装束を見かけました。写真を撮らせてもらったけれど、上り坂を急ぐ彼女は出勤前だったらしく、「どうしてみんな!仕事に遅れる!」とお怒りでした。すみません。



八咫烏(やたがらす)のデザインされたものをよく見かけました。日本サッカー協会のエンブレムの真ん中にいるトリです。日本神話に登場する八咫烏は、神武天皇を道案内して勝利へ導いたことから、勝利の象徴としてエンブレムに採用されたらしいです。足が三本なんですね。



私にはチコちゃんに出てくるキョエにしかみえないんですけどね(笑)・・・。



【5-1.当日の朝】

宿からシャトルバスで約10分の集合場所まで送ってもらい、ゴールと中間地点で受け取る荷物を預けました。鳥居をくぐって石畳の階段を降り、お焚き上げに祈願を記した護摩木をくべ、ライトアップされて幻想的な滝に祈ります。


(石畳は走ってはいけない)

(護摩木をお焚き上げにくべて願掛け)

(那智の大滝と神社の鳥居)


プオ~っという法螺貝とドンドンドンドンという太鼓が雰囲気を盛り上げています。

薄闇の中、5時出走。

この時点だけでも雨は降ってなくて、写真も撮れてよかったです。


【5-2.コースと景観】

印象に残るのは棚田、川の色、ノボリだけでなくメッセージ看板。

(棚田)

(不思議な川の色)

(応援メッセージ)


ゆるキャラ「タタラン」。一本足で不自由そうだが、「がんばるったら、たたらん!」とか、おしゃべりがかわいいやつでした。

(色川村のタタラン)

豪快な下り坂はやはりきもちがいいです。


【5-3.エイド】

しぼりたてセミノール・オレンジジュース、まりひめイチゴ、各種の山菜トッピングを選べる茶粥、めはり寿司、そうめん、豆腐どれもおいしい。鹿肉には各種の塩(抹茶、梅、ゆず、じゃばら<邪払>)が添えられていて、肉本来の風味を味わうことができました(焼肉のたれなどに頼るのは、よくないな、と反省)。ビール、各種ドリンク、かぶり水。勧め上手に乗せられて?、ビール飲んじゃいました。まだ半分も走ってないのに(笑)勧める、エイドのご本人が飲みたかったんだろうな、とおもいました。


(ビールエイド)


「めはり寿司」の由来は、目を見張るほどおいしいから、とも、目を見張るほど葉っぱやお寿司のサイズが大きいからとも言われているらしいですおいしいのはもちろんのこと、今回は手まりサイズだが、本来はほおばるほどの大きさが王道らしいです。


 (めはり寿司)


【5-4.天気】

出走1時間20分で降雨、いったんやんだが、再びの雨は夜半まで続きました。予報とおりです。



ふやけてふくらむ手指、足指。防水ウインドブレーカーで体温低下をふせぐが、蒸れる。調節がむずかしい。フードをかぶると耳元でカシャカシャしてわずらわしいし、脱ぐと襟元から雨が浸み込むし・・・・。結局、フードは脱いだりかぶったりを繰り返してました。


写真が撮れない~。


写真を撮ってはビニール袋にしまい、を繰り返すが、袋の中もぐしょぐしょだ...。早く終わりたい気持ちがオーバーペース気味に。最後までもつか不安になるが、「このコースは、何もしなくても重力で進む、下り坂がたくさんある」と言い聞かせて歩を進めました。




~つづく~






またしても、レース中のもようはなしかよと思ってましたが、中盤からレースレポートっぽくなってきたじゃないですか、しかも空気を読んで第3章を省略するなんて、成長したなミッシーさま。それにしても、レジェンドTさん、季節外れのサンタクロースみたいですね。ソックス、手袋もついてるし、そもそも何年も前のモデルどうやって入手したんでしょうね👀 ミッシーさま、どうか僕をレジェンドTさんに紹介してくれませんかね。そしたら、僕も愛するシューズがあるんですと告白してみたいと思います(笑) ということで、線路は続くよどこまでも。いよいよ明日は完結編をお送りします、お楽しみに~✋


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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