先日、実に6年ぶりとなる長編小説『街とその不確かな壁』を上梓した村上春樹氏。なんと、人生で一度も二日酔いになったことがないとのこと(加えて、不眠も肩こりもなし)(゚д゚)! ランナーだし、ジャズやクラシック好きだし、お酒も飲むしで勝手にシンパシーを感じちゃったりしてましたが、二日酔いしたことないという点はオオチガイ。お酒に強い遺伝子をお持ちなのか(M山さんのように)、はたまたべろべろになるほど飲まない理性の人なのかは不明ですが、いつか僕もインタビューされたら言ってみたい、「60歳過ぎてからは、二日酔いになったことは一度もないですな、ワハハハハハ」みたいな(笑)
さて、それでは昨日のつづき、うら若きミッシーさまによる野辺山漫遊記。昨日の1,542字に対して、本日は1,253字、そしてまだ出走しません(笑)
第29回星の郷八ケ岳野辺山高原
100kmウルトラマラソンに参加して
<支える言葉>
走りながら、胸にあって反芻する言葉がありました。総会の日、隣にいらしたM-shitaさんからもたらされた言葉です。
「今ね、自分に言い聞かせている言葉があるんだ。」
彼は澄んだ目で静かに微笑んでいました。
1.他人とくらべない
2.過去の自分とくらべない
3.出来ることをコツコツと
突然の病魔の襲撃をかいくぐり、この3月、土砂降りの京都フルでとてつもない結果を叩き出していました。その日から、それらの言葉は、何度となく私の背中を押してくれました。
「いま、できることをコツコツとやろう」
野辺山を走りながら、
「与えられた機会を無駄にはするまい」
自然にそう思えてきました。
(M-shitaさんからいただいた上記の画像は実際には印刷して飾ってあるそうですが、
私のPCのデスクトップは周防大島の「ソロテント」と「なぎさ水族館のPOPのひょっこりはん」。その差が笑えます)
<ゲン担ぎ>
先月、静岡・府月楼(徳川慶喜公ゆかりのある)で行われた藤井聡太6冠と渡辺明名人が対局のおやつに、共にえらんだ「茶っふる」が駅にありました。
これは縁起がいいかも・・・。「本山」「天竜」「川根」「岡部」4種あり、産地の異なるお茶の風味のクリームが味わえるワッフルで、茶どころの我々も納得する美味のあやかりフードでした。
<サポートの力...
ウルトラの父、
ファミリーたち>
「富士五湖に引き続き、私設エイドを用意するからね」とT屋さん・・・。 練習会の時にも、屋台のような多種類のエイドを用意してくれます。ノーリーにも「持っていくので、うまい豆腐を用意して」と指示があったよう。
前回、パオパオ巡回のT子さんからも、事前にメニュー表を読み上げられ^^;、「ねぇねぇ、他に欲しいものは何?」と、オーダー取りが入りました。
ううむ。・・・水ようかんかなぁ・・・。でもね。
「ウルトラ中は、わがまま小僧になり下がるので、自分で頼んでおきながら、『これでなくて、隣のそれがイイ』なんてこと言う可能性があるの・・・・。そしたら、ごめんなさい」
・・・快諾してもらいました。
当日は、彼らから、3か所、3回のエイドで、水ようかんの他に、果物、ミントチョコアイス、ポン酢の冷奴もおいしくいただきました。しかし、2か所目のエイドでの、T屋さんの言葉「食べられるときに食べておけ」が、現実のものとなるとはその時には思いませんでした。暑さにやられ、馬越峠手前の70数k地点のエイドから、私の鉄の胃袋が、飲み物以外、一切を受け付けなくなってしまったのです・・・。食べられず、走っても速さが出なくて、困りました。
ちなみにそのT屋さん、ただの親切な先輩ではございません。ウルトラ連戦のつわものですが、2年前にもらい事故で脳をけがをして、意識不明の数日間を過ごしたのちに手術。生々しい手術跡が今も後頭部から首にかけて残ります。そして、慎重にタイミングを見計らって、練習を積み、つい先日の4/22、「奥熊野いだ天マラニック100k」でついに復帰を果たしました!
私たちは尊敬を込めて、彼を「ウルトラの父」と呼んでいます。
~つづく~
そうですか、M-shitaさんそんな風に自分に言い聞かせてましたか(じ~ん)。そして、ウルトラの父ことT屋さん、いい仕事してますねぇ~(なんでも鑑定団の中島誠之助風に)。ということで、明日はいよいよレースが始まるもよう! ちなみに明日は1,308字でお送りします。では、明日をお楽しみに✋
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