隠岐の島ウルトラ 5

小布施に出たみなさん、楽しい大会になってよかったですね。まっちゃんおんたけ100キロ完走おめでとうございます。K川さんも大井川トライアスロン完走すばらしいです!

栗になりきるために、よく見たら顔まで茶色にしてる徹底ぶりが素敵です。まったく、ラッツ&スターじゃないですからね(^^; さて、しばらく間が空いてしまいましたが、長編小説『隠岐の島ウルトラ』の続きをお伝えします。まだまだレースは始まりません(きっぱり)!


(前回までのあらすじ)

現地に住むY子ちゃん含むS先輩家族、大学時代の同級生H村君のおかげで、現地の宿、切符をなんとか確保し、サンライズに無事乗車したミッシーさま。そのサンライズは、岡山駅で出雲行きと瀬戸行きに連結が切り離され、いよいよ隠岐の島へ向かいます。




準備編⑤ やくも 


米子駅で「やくも」に乗り換えました。

駅全体がゲゲゲの鬼太郎ワールドで、ベンチやブロンズなどがいっぱいあり、やくももラッピングーカーでした。

ねずみっきーのE田さんの親分、ねずみ男がここには山ほどいました。ここで、写真撮影を頼んだのが、先ほど切り離しの時にいた、秋田から来たはちょりさんでした。

はちょりさんとは、この後、境港駅をおりてからもいっしょに「水木しげるロード」を観光したり、レインボージェット(高速フェリー)に乗ったり、レースの翌日にレンタカーで観光することになるから不思議です。


大会受付を済ませて、Y子ちゃんにピックアップしてもらい、隠岐空港でSさんと合流し、宿に行きました。宿は島の南西、都万(つま)地区にあり、プライベートビーチだけでなく、目の前には川の河口があり(アジが釣れるそう)、トレーニングジムや土俵を含む相撲合宿所、レンガのキャンプ場を併設する、元保養所という天井の高い建物でした。

隠岐は相撲が伝統文化の一つとして人気があり、合宿所には小学一年生からの練習生の名前の札がかかっていました。隠岐の海、隠岐の富士、隠岐の浜が郷土出身の力士として活躍中で、この宿の柱にも隠岐の海の手形が「ばん!」と押されていました。

宿のご主人も国体に3回の出場経験があり、次男くんは近大相撲部卒業で、滞在中はちょうど相撲部出身の力士の結婚式に出ているとかで不在でした。角界とのつながりがそこかしこにほの見えるお宿でした。

でっかい魚の魚拓がいくつも貼られており、釣りも楽しめそうでした。この他に隠岐は牛突きと呼ばれる闘牛が盛んで、元をたどると、800年前の承久の乱(1221年)にご配流された後鳥羽上皇をお慰めするために始まったとのことで、宿の近くには黒牛の飼育場と「闘牛場」もありました。

居ながらにして、隠岐の自然と文化を味わえる宿に当たったこと、これらは空港近くのホテル等では望むべくもなくて、Y子ちゃんに大感謝でした。


準備編⑥ 前夜祭


飲食無しの1時間限定、体育館に体育すわりのままの前夜祭ですので、同じ宿に泊ってたY子ちゃんのお友達は出ずに早めに休んだようでした。でも、制限のある中で、ランナーをもてなそうと気持ちの溢れたもので、私は大満足でした。


①高校生による隠岐の魅力のプレゼンテーション


②使えるかもしれない「隠岐弁講座」

③地元バンドによるオリジナル楽曲のミニコンサート。詩・曲・演奏・歌ともに、こころに響くよいものでしたよ。


④ゲストランナー川内優輝くんの登場。お父さんが隠岐出身だそうで、どうりで記録を見ると川内三兄弟が2015年頃は代わる代わる上位を独占していますね。宿のご主人も奥さんが親戚だと言ってました。

⑤この体育館の緞帳のデザインが、隠岐っぽくて素敵でした。


~つづく~





おおぉ~、生・川内君に会えたんだ。よかったですねぇ、前夜祭でて。そして僕は、フェリーから見た景色が見たかった(笑) 長編小説『隠岐の島ウルトラ』、次回はいよいよ(というか、やっと)レースが始まるようです。お楽しみに✋


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(KBT)

静岡走ろう会

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