静岡マラソンの大会前夜、グランディエール ブケトーカイにて静岡マラソン2025大会レセプションが開催されました。静岡マラソンの前身大会「駿府マラソン」は、われわれ静岡走ろう会の先輩方が立ち上げ、その後静岡朝日テレビ主催と移っていった経緯から、コロナ前から当会も協力団体としてこのレセプションに招待され、歴代会長が出席してきました。ちなみに、その駿府マラソンの選手宣誓は、当会会員から選ばれ、最後の駿府マラソン(2013年3月3日開催)の選手宣誓は、不肖わたくしが宣誓させていただきました。
2013年3月と言えば、東日本大震災から2年ということで、まだまだその大きな傷跡は残ったまま、こんなときにマラソン大会やっていいのか的な空気感もあったので、どんな内容で選手宣誓をしようかと思いあぐねた結果、「サラリーマン代表の市民ランナー」というスタンスで、スーツ姿で宣誓をさせていただきました。
宣誓
現在の日本は、いまだ長いトンネルを抜け出すことができず、大変厳しい生活を強いられている方々も、たくさんいらっしゃいます。
しかし、われわれには、与えられた状況をどう解釈するかという自由は、与えられています。
われわれ市民ランナーは、今日のレースを通じて、どんなに苦しい局面であっても、自分なりの解釈を見つけ、自分らしくゴールを目指します。
そして、今日のレースから学んだことをもとに、明日から仕事に励み、静岡を、日本を、豊かな世界にしていくこと、ここに誓います。
静岡走ろう会 KBT
その宣誓を家族も見に来ていたんですが、娘からは「なに日本とか、世界とか言っちゃってんの」とニヤニヤしながらからかわれた記憶があります。そして、きしくも今日は2025年3月11日、震災からもう14年も経つんですね...。
閑話休題。
3月8日午後5時40分、会場のクロークに上着を預け、受付を済ませ、会場に入るとスーツ姿の社会的地位が高そうな方々が勢ぞろい。会場は、まるで商工会議所主催の新年の名刺交換会の様相を呈していました。僕は指定されたテーブルで手持ち無沙汰にしていると、同じテーブルの方が次々と名刺交換に来られて、急遽刷り増ししてきた走ろう会の名刺を差し出したんですが、受け取った名刺を見ると、静岡市内の○○病院の医院長、△△病院の医院長、××病院の医院長、○○文化会館の館長などなど。なんかとっても場違いなところに迷い込んでしまったような…ほんとにここ来ちゃってよかったのかな、僕? そのうち、静岡朝日テレビのアナウンサーの司会でレセプションが始まり、まず静岡マラソン実行委員会、委員長の岸田裕之静岡商工会議所会頭、副院長の難波喬司静岡市長や、協賛各社の社長からのごあいさつがありました。
そして、乾杯の後、歓談の時間になったのですが、この会場で知っているのは月例しまだのS崎さん(今回は静岡マラソン事務局として参加されていました)のみで、アウェイ感が半端なく、ビール片手に、明日のレースに備えて、チャーハンとか鉄火巻きとかでカーボローディングしていました。しかし、ゲストランナーのみなさんのトークショーが始まったので、そんなことをしている方は誰もいなかったんですが、ブログ担当魂から最前列に移動し、写真をパシャパシャ📷
スピーチ後も、各ゲストをつかまえては、自分は静岡走ろう会の会員で、駿府マラソンは当会の先輩が立ち上げた大会で、それで今日はここに来ていますなどと話しかけ、一緒に写真を撮ってもらいました。今大会がラストレースの下田裕太選手👇
TJAR二連覇の土井陵選手👇 自撮りがうまくできなかったので、土井選手が撮ってくれました(^^; 来年のTJARはついてはまだ考え中とのこと。
S崎さんが、美人ゲストランナーの森川千明さんと仲良くおしゃべりしていたので、そこに割り込んでS崎さんに撮ってもらったのがこちら👇S崎さん、写真撮ったあと僕に行った一言は「ニヤケテマスネー」(笑)
と、こんな風にミーハーなことをしているのは、この会場では本当に僕だけでしたが、まあ誰も見ていなかったから問題ないでしょう(笑) その後、増田明美さんに接近するも、次から次とお話しをしたい人が近づいてきてなかなか話しができない。中締めのあと、辛うじて増田さんとゲストランナーの写真撮影に交じることはできたんですが、名刺が渡せなーい。
あきらめて会場をあとにして、上着を受け取りにクローク前の長蛇の列に並んでいると、なんとそこに増田明美さんが登場。この機を逃さず増田さんに近づき、自分は静岡走ろう会の会員で、駿府マラソンはわれわれの諸先輩が立ち上げた大会なんですと走ろう会をアピールし、名刺を渡しました。すると、きさくな増田明美さん、「そうですか。そうなんですね。会員のみなさんにもよろしくお伝えください」との気配り!よし、これで明日のTVの詳しすぎる解説で、走ろう会に触れてくるぞと小さくガッツポーズをしたんですが、残念ながら昨日の放送にはその情報は出てきませんでした💦
ということで、場違いなアウェイ感を抱えつつも、終わってみれば大変貴重な体験をさせていただきました。こうしてブログネタにもなったし(笑) それもこれも、駿府マラソンを立ち上げてくださった諸先輩のおかげです。冷静に考えて、一からマラソン大会を立ち上げるなんて、町内会の理解を得たり、スポンサーを探したり、さぞかし多くのご苦労があったことと思います。静岡走ろう会は、今年50周年を迎えますが、綿々と続くランニングに対する熱い想いと伝統をこれからも会員のみなさんと守り続けていきたいと思いますので、時に酔って羽目を外すこともありますが、引き続き温かい目でお見守りいただけますよう、この場を借りてお願い申し上げますm(_ _)m
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