野辺山ウルトラマラソン~レース編4.2~


6月に入りました。GWは強化練習をさぼり、昨日の朝も雨が降ってて走れず、5月の月間走行距離はなんともショボい127キロ(^^; なので、6月はまじめに走ろうと心に決めたのですが、今日は甥っ子の引っ越し手伝いでこのあと平塚へGO、明日は(ほんとは忍野トレイルに出たかったんですが)随分前から決まっていた休日出勤@グランシップ。う~む、来週からがんばって挽回します💦 あとですねぇ、野辺山ウルトラ前日開催の用宗しらすRUNですが、2次会に目利きの銀次、3次会に万惣屋に行ったところまでは記憶があるんですが、どうやらそのあと焼鳥八千代、さらにくうねる酒場にも行っていたことが判明!そして、最後にかぶら屋に行ったのは断片的に記憶があるんですが、八千代とくうねるは政治家の言い訳のごとく、「わたくし全く記憶にございません」。どなたか、僕に断酒サークルを紹介してくださらないでしょうか...(笑) 



さて、それでは昨日のつづき、ガーミンのウンちゃんによる「野辺山ウルトラマラソン 撃沈編」の後編をお伝えします。「エネルギージェルを中心とした補給と、『エイドで遊ばない』を決意」してスタートし、前半は順調にペースを刻んでいたようですが、後半一体何が起こったのでしょうか?ウンちゃん曰く、「50㎞以降、撃沈して写真が撮れていない。」とのことだったのと、「撃沈で暗い内容になってしまった」のを気にされているようですので、不肖わたくしの方で、にぎやかしに写真を勝手に付け加えさせていただきましたこと、ご了承ください。では、野辺山ウルトラ後編のドラマ、とくとごらんくださーい。









野辺山ウルトラマラソン 撃沈編②



11:11

スタートしてから6時間。50㎞まで来た。



残り50㎞を

8時間あれば行けると確信する。ただし、今回は「エイドであそばない」の決めた通り、エイドでは補給・補水のみで前へ進める。50㎞のエイドは手打ちそばを振舞ってくれる。しかし、いつも通り手打ちそばには長蛇の列、これに並んでそばを食べる余裕は私にはない。50㎞のエイドも1、2分で次を目指す。本来ウルトラやみちくさマラソンはタイムを気にせず「楽しむ」を優先させるが、今回はとにかく前進あるのみ。


【編集注:M-shitaさんと。このときは元気そうです!】


55㎞過ぎ

野辺山で唯一の折り返しコースに入る。ここでポケットに入っていたエネルギージェルを口にする。しかし、これがいけなかった、慣れないジェルの味に急に胃がもたれだした。すぐに吐き出すも口の中が甘ったるい味になってしまった。


【編集注:たぶん場所が違いますが、イメージです】


59㎞のエイドで

口をゆすぎ、手を洗う。しかし、ここまでおにぎりなどの固形物を補給していなかったため、完全に胃がやられてしまった。よく、ウルトラの記事で「胃をやられる」と聞くが、自分がやられるとは思ってもいなかった。自分は内臓が強い自信があったからだ、静岡マラソンのスタート時、間違ってロキソニンを2錠飲んでしまっても平気だったのに・・・。


【編集注:はい、前半はこんなに元気でした】


59㎞の

北相木役場からは基本下り坂なのに走れない。唯一、静岡走ろう会のメンバーとすれ違う時だけは頑張れた。回復を願い私設エイドで水を貰うも受け付けず、キラキラとなった。


【編集注:その一方でやたら元気な某会員】


65㎞からは

登り坂もあって完全に歩きとなる。3㎞を歩き通し、68㎞のエイドに着いた。ここは、68㎞コースのゴール地点であり大好きな蕎麦がある。甘くなった口直しに醤油味が欲しかった。蕎麦を食べて復活を期待した。しかし、蕎麦を食べたら「まずい」と感じた。生まれて初めて大好きな蕎麦を残してしまった。


【編集注:あるいは、そばを食いまくってる某会員】


ガーミンの時間は13時50分

ゴールまであと32㎞を5時間25分で行けるか、しかし、走る気力がない。悪寒が走り、雨用に持ってきたビニール袋を被り、ウインドブレーカーを羽織るも寒くて震えが止まらない。トイレに籠り、胃の中が空っぽになった。そのままエイドで1時間程休むが回復せず、スタートしてから9時間9分、時刻14時19分、距離68.41㎞、ガーミンを止めた。そして、スタッフにリタイアを告げた。


私の野辺山ウルトラマラソンが終わった。


68㎞をゴールし

完走メダルを首に掛けたランナーに交じってバスに乗りスタート地点へ向かった。バスの中でも吐きそうで気を紛らわすの大変だった。偶々隣の席にT島さんがいて、話をすることで少し元気になった。T島さん、助かりました。結局、コース上で3回、エイドで1回、バスから降りて1回、車に戻り駐車場で1回、合計6回もキラキラとなった。


【編集注:前日もT島さんと横並び(笑)】


ゴール地点では

速いランナーへ向けた「お帰りなさい」のコールが聞こえるが、それを見る余裕もなく車に戻り動けなくなった。7回目のウルトラマラソンで今までにない辛いレースを経験し、次回10月のウルトラに向けて大きな課題が残ったレースとなった。この胃袋の不快感は火曜日まで続いたのであった・・・。しかし、その分、足のダメージは少ない。次は、6月2日の富士忍野トレイルのミドル21㎞を楽しむぞっと・・・。





~END~






敗因は「胃」でしたかっ!

すでに野辺山100キロ2回、71キロ2回も完走してても、コンディション次第では完走できないこともあるんですね👀 ウンちゃんが身を挺してくれたので、今後新しいジェルを使う時は、レース前に試してから望むことにしたいと思います。ぜひ明日の忍野トレイルは、無事生還してきてください(^^) ということで、そろそろ弟が2トントラックで迎えに来ますので、今日はこれで失礼します。FBのコメントを見る限り、まだまだ野辺山熱は冷めやらぬようですので、引き続き投稿受付中。ぜひ、苦しみぬいたレースのもようレポートしてください!


I am looking forward to your post!


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000