富士登山2023 Episode6~S田家編②~


昨日のつづき、走ろう会の俊足シニアランナーS田さんご家族の富士登山レポ。初富士登山にもかかわらず、無事山頂に登頂したS田家のみなさま、無事下山できたのでしょうか?では、さっそく後編をご覧ください!






富士登山2023~S田家編②~




「山頂プロレス」の試合は終わっていましたが、王座を防衛した大和ヒロシさんが、見物客に「チャンピオンベルトを返上する」と宣言していました。後進に道を譲るためだとか…後進いるのかよ…



家族のだれも、剣ヶ峰に行きたがらず、「金名水」のそばで休んでいたところ、またもや声をかけてくる人が。「神の手医師」と呼ばれる、市立静岡病院の橋本先生でした!



「大腸がん」が専門の橋本先生は、内視鏡外科手術用の鉗子を使い、2分を切るタイムで「紙の鶴」を折る世界記録の持ち主。メディアにもたびたび登場しています。趣味はランニング。顔見知りになったのは、駿府城公園のお堀周りを走っていると、時々一緒になるからです。下りの途中では、「脚がつりました」と嘆きながら、持参の芍薬甘草湯を飲んでおられました。



下山は、昨年の走ろう会イベントで覚えた「逆プリンスルート」。降り始めは元気だった娘たちですが、大砂走りあたりから「あとどれだけ時間がかかるの」「過酷すぎる」と、文句が多くなってきました。



宝永火口の底のベンチに靴を脱いで座り込み、「プリンスルートのどこが楽なのよ」と不満げな長女。「カオスなルートだ」とつぶやく次女。この後、結構強い雨が降り出し、午後4時20分すぎにやっと5合目駐車場に到着しました。



水ヶ塚駐車場で次女夫婦と別れ、私と長女は静岡市に戻り、駅ビルの大衆酒場「イマさん」で打ち上げ。メガジョッキのビールを飲み干し、機嫌を直した長女が、ぽつり。「走ろう会の女の人、鈴木保奈美に似てるね」。


アリーさんのこと? そう言われると、何となく…


「野口健さんと撮った写真を会社の先輩に自慢する」とうれしそうに語り、新幹線で東京へ帰っていきました。 


  ~おしまい~






おおぉ、無事下山できたんですね。よかった、よかった。でも、このコース、ランナーにはそれほど大変なコースではないと思いますが、一般人にはやっぱりキツイコースなんですよね。一方、上には上がいて、今日パークランに参加していた野辺山2連勝のY田さん、昨日からゼロ富士やって、今朝パークランをトップでゴールし、さらにこれまから「W」と称して、富士宮駅から再び富士山頂を目指すとのこと(゚д゚)!超人ですね(^^; ということで、S田さん投稿ありがとうございました。ぜひ来年も家族でチャレンジしてください!


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000