いわきサンシャインマラソン当日(2)

さて、後半戦。ゴール会場となるアクアマリンパークの脇を通り過ぎて、ここから西進します、あと17キロ。産業道路に出たところで、地元のラン仲間数人が応援に来てくれてました。そこで元気をもらい、31キロからふたたびきつい登り1キロ。心肺・体力的には問題なかったのですが、このあたりからいつもおいでになる左膝の腸脛靭帯痛が…。少し走っては立ち止まって、(昨年9月にアスリートビレッジで教わった方法で)ほぐしてまた走っての繰り返し。後半上げるために前半抑えたのに、全くもって予定通りにはいきませんでした^^;2015年大会の記録3時間35分切りを目標としてたのですが、結局、前半1時間50分、後半2時間という感じでゴール。う~む、膝痛対策どうしたらいいんだろう...。

福島民友(静岡で言えば静岡新聞)によれば、フルマラソンの部に7,188人が出場し、制限時間内に完走したのは5,295人で完走率74%。僕がゴールする頃から気温が急激に下がり、風も一段と強くなってきたので、制限時間6時間ぎりぎりの選手たちはかなり大変立ったと思います。僕より全然速い地元のラン友たちも、記録はいまいちで、前半の暑さと強風が厳しい条件になったようです。

ゴール後着替えて、ナンバーカードと一緒に送られてきた引換券をもって、会場内のふるまいテントへ。いただいたのは「さんまのポーポーつみれ汁」。さんまをたたいてつみれにしたいわきの郷土料理だそうです。

めちゃウマ!つみれがふわっふわっ。冷たい風の中、からだの中から温まりました。そして、メインステージでは表彰式開始。そうだ100万円、大会記録は破られたのでしょうか?…残念ながら男子は大会記録更新ならずでしたが、女子がなんと大会新記録!しかも、優勝したのはあのTeamR×Lの吉田香織選手!この悪条件で2時間40分54秒。レース後のインタビューでは、高低差も「程よいコース」だったと余裕のコメント。

ゴール前ですれちがいましたが、あの身長にもかかわらずすごいストライドで走ってました、野口みずきばり。実業団を引退して、今は市民ランナーとは言え実力者。次は2020年東京五輪への切符を手に入れるために、3月の名古屋ウィメンズに出場するそうです。がんばれ、吉田香織選手!

寒いので、早々に会場をあとにして、駐車場までシャトルバスで戻り、地元の日帰り温泉に連れてってもらいました。メチャ混み、内風呂も露天風呂も、ほぼランナーで貸し切り状態でした。でも、みなさん一様に幸せそうな顔してますね(^^)温泉から出て食堂でビールを一杯。あ~、ほんとに幸せ。

その後駅近くに移動。昨夜節酒だったので、その分飲まなくちゃということで、5時半から4人で打ち上げ。午後8時、みなさんに再会を約束して、特急ひたちで帰路につきました。記録はいまいち、静岡マラソンに向けては課題山積ではありますが、とっても充実の楽しい旅でした。それにしても、フルマラソンって絶妙な距離ですね。これが30キロとか35キロのレースだったら、ここまでの達成感はないのではと思います。走り終わったときは「もうフルなんて嫌」と思っても、またエントリーしちゃいますからね^^;フルマラソンを発明した方、ほんとにありがとうございます。

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

4コメント

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  • shizuokahashirokai

    2018.02.14 14:35

    @M-shimaM-shimaさん、あのまあしいもゴール後、足を引きずってたので、結構厳しい条件だったと思います。 静岡マラソンは確かに平坦ですが、30キロからの膝対策を考えないと、また言い訳レースになってしまいそうです^^;
  • shizuokahashirokai

    2018.02.14 14:29

    @石川 純也(shíchuān chúnyĕ)石川さん、ありがとうございます。この膝痛をどうクリアーするかが最大の課題です。
  • M-shima

    2018.02.14 07:24

    福島のサブ3ランナーの皆さんも軒並み今ひとつの結果だったようで過酷なレースだったんですね。 お疲れ様でした。 静岡マラソンはたぶん走りやすい高速レースになるでしょうが、その分結果を出さないと言い訳できませんね(^-^;