前夜祭の会場となったいわきワシントンホテルに宿泊し、節酒のためになかなか寝付けずもなんとか朝5時50分起床、7時出発。昨日二段重ねになったうな重をごちそうになったラン仲間まあしいの車に乗せてもらい、指定されたいわき明星大の駐車場に車を停め、シャトルバスでスタート地点のいわき陸上競技場へ移動。体育館で着替えを済ませ、静岡マラソンや大井川マラソンのようにスタート地点とゴール地点が違うので荷物を預け、いざスタート地点へ。
昨夜前夜祭で一緒に写真を撮ってもらったゲストたちがスタート地点に集結してランナーにエール。そして、司会者から本大会はMCC対象大会で、大会記録を破るとタイムにより最高100万円を贈呈というアナウンスが流れます。これは、静岡走ろう会に100万円持って帰るしかありますまい。しか~し、前回の袋井、前々回の大井川で前半調子にのって後半失速という同じ轍を踏むまいと、今回はきちんとレースを組み立てるため、賞金はあきらめることにします。
午前9時号砲。陸上競技場からアップダウンがあるものの、小名浜港のほうへ南下するコースは基本下り基調。
風が心配されましたが、ここは山に囲まれているせいかあまり風は気になりません。下りでペースが速くなっていまうのを抑えて12キロくらい走ると海岸沿いに出ます。ここから江名港まで、すごい応援団。沿道から、「がんばれ~」「ありがとう~」などなど。大漁旗を掲げたり、ブラスバンドや太鼓やそれはもうすごかったです。追い風ということもあり、体感温度はみるみる上がり、寒波なんてどこいったのって感じで、むしろ暑いくらい。手袋もアームウォーマーもはずしてしまいました。しかし、16.5キロの第1折り返しで方向が変わると、ここから強い向かい風。自分と同じくらい走力で背の高い選手を見つけてはうしろに隠れて走りました。そして、中間地点を1時間49分(途中トイレでタイムロス)で通り過ぎ、最大の難関、いわきマリンタワーの急な上り坂!
地元のランナーは、「とんがりコーン」と呼んでいるそうです(^^;つらかったですが、登りきったところのエイドで、苺とミニトマトをたくさん渡され、それをくわえての超下り坂。なんてコースなんでしょう^^;このあとゴール地点となる小名浜港をグルっと周るのですが、ここもさきほどの江名港以上の大応援団。箱根駅伝の選手になって戸塚中継所に向かっているみたいな感じ。あたらしい橋ができて、イオンモールも建設中ということで、「復興」を実感しながら、ゴール地点をあとにして、後半戦となる小名浜臨海工業団地へ向かいました。(つづく)
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