隠岐の島ウルトラ 6

田中希実選手、5000m決勝進出おめでとうございます!広中璃梨佳選手も3000mまでは果敢にレースを引っ張りましたが、残念でした(涙)

話は変わりますが、昨日、会のLINEグループに今朝の6時台のNHKで上田瑠偉選手の富士山一筆書きのようすが放映されると情報を流したんですが、自分自身がすっかし忘れてしまい録画予約してませんでした💦

youTubeで検索したらNHKの映像は見つかりませんでしたが、日テレの映像はありました。それにしても、ほんとに富士山走って登ってんですね(゚д゚)!

さて、長編小説『隠岐の島ウルトラ』(10,355文字)、本日は連載6回目。あと何回続くか僕にも予想がつきませーん。ここまで、校長先生の朝礼のような長い長い道のりでしたが、本日やっとレースがスタートするようです(^^;


(前回までのあらすじ)

現地に住むY子ちゃん含むS先輩家族、大学時代の同級生H村君の助けを借り、秋田から来たはちょりさんとの出会いもあり、やっとこさたどり着いた隠岐の島。いよいよレースが始まります。




<本番 レース編①>


そろそろ、KBTさんに「ランのラの字も出てこないじゃないかよ」とつっこまれているのを感じつつ、筆を進めます(笑)。


100kmは5:00出走で島を一周ですが、50kmは11:30出走で島半分です。

スタートが異なり、ゴールが同じ(100kmはスタートに戻る)です。こんな遅い時間の出走は初めてなので、いくらエイドがあるとはいえ、朝食後の何時に何を食べようか悩みました。朝は曇っていて気温も低く、降水確率は0%なので、これはいいなと思いました。

スタートの水若酢神社まで送ってもらい、スタート地点の写真を頼んだ方はなんと小笠町の方(今回は走らず)で奥様(三重県在住)のアテンドでした。お二人は遠距離カップルとのことでした。走ろう会のアピールをしておきました。50kmの静岡出身は私一人なので名簿で簡単に拾えたのか、奥様の応援がてら、レース中に車で私にも名を呼んで応援してくださったのがうれしかったです。

スタート待ちの真後ろは全身スーツの男性で、聞くと毎回そのいでたちだそうで、涼感仕様でもなく、お役所勤めで着ているものがくたびれてくるとランニング用におろすのだそうです。「暑くないですか?」と聞くと「どうせ暑いですから」と答えてました(笑)。

そのお隣は全15回出場の女性でした。7回完走すると「レインボーメダリスト」の認定を受けられ、レインボーポロシャツがもらえるそうです。


号砲が鳴り、

景観を楽しみながらのスタートです。1kmごとの表示があり、走りやすく、水、コーラ、ドリンクの補給は十分です。ただ、気温はどんどん上がっていきました。トンネルに入ると涼める感じです。


風が強くて帽子を押さえながら走っていたのですが、ジオパーク的な山崖を写真に収めようとしたところ、うっかり帽子を吹き飛ばされてしまい、田んぼに落ちてしまいました。あー。手を伸ばして取ろうとすると、「危ない!」と言って私の後ろを支えてくれる御仁が現れ、まるで、タイタニック号のジャック(レオナルド・ディカプリオ)のようでした。

なーんて、冗談です。大きなかぶのおばあさんとおじいさん状態でした(笑)。でも、無事に帽子を拾えた時には、周囲から拍手をいただきました。

これだけ聞くとなんてオマヌケ!ですが、3分もたたないうちに次の被害者が。その方が帽子を拾えた時には、グーとグーでこぶしを合わせて「やったね!仲間だ仲間だ」と喜び合いました(笑)


あとで、100km出場のはちょりさんからも「田んぼに帽子が落ちてましたね」と報告いただきました。


~つづく~




50キロのレースなのに、スタート時間午前11時30分ってずいぶん変わった大会ですね。まあミッシーさまも変わっているからちょうどいいか(笑) そして帽子田んぼから拾えてよかったですね。ここでもまわりを巻き込む「巻き込み力」いかんなく発揮してますねー(^^) 次回から風の強いレースでは、幼稚園児のように帽子にゴムつけたらいいんとちゃう?ということで、次回はレース後半のもようをお伝えします。お楽しみに✋


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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