隠岐の島ウルトラ 3

昨日水曜日は、僕にとっては「ザ・サイゼリヤの日」!なんですが、名クルーのM沢さん、昨日は厨房係でホールに出てこられず、別のクルーの方のご接客。柔らかチキンのチーズ焼きの提供が中止されているので、仕方なくハンバーグステーキ(MT01)デミソース変更と、ペペロンチーノ(PA03)を注文。しばらくして料理が出てきたそのとき、


「お客さま、グランドメニューが新しくなるんですが、残念ながら柔らかチキンのチーズ焼きは復活しません」


えっ、なんで僕が柔らかチキンのチーズ焼きファンだって知ってるの?...どうやら厨房のM沢さんからの伝言だったようです(^^; あのー、サイゼリヤ上層部の方、毎週水曜日の午後4時~5時静岡東急スクエア店限定でいいので、なんとか復活させてくれないでしょうか(笑)


さて、隠岐の島ウルトラマラソンの3回目。今回も隠岐の島には全く全然近づいていません。そして写真がほとんどなくて、文字ばっかりだったので、編集者権限で勝手にイラストを挿入させていただきましたこと、あらかじめご承知おきください。では、ミッシーさま、つづきをどーぞ!


(前回までのあらすじ)

6月19日の隠岐の島ウルトラマラソンに向けて、S先輩家を巻き込みながら準備を進める怒涛の毎日。空路をキャンセルして、サンライズ出雲の特急券を無事ゲットできたわけですが、乗車券は買い控え。果たして、その訳は...?




準備編③ サンライズ出雲2/2



買い控えの理由...

「ノビノビ座席」は「寝台」ではないとみなされることから、JR西日本の株主優待券の対象要件(「寝台」ではないこと)に合致し、5割引きの特典を受けられるのです。そして、先見の明のある親のおかげ(?)で、私の手元には1枚の株主優待券があり、有効期限2022年5月31日。でも、優待券を提示しての切符は、JR西日本の乗り入れてる駅のみどりの窓口でしか発行してもらえません。


普通の生活の中で、JR西日本の乗り入れてる駅に行く機会なんて、ありません。


・・・お気づきの人がいるかどうか、以前レポートに書いた通り、5月22日㈰黒部名水マラソンに出るために、私は5月21日㈯富山駅にいました。富山駅はなんと、JR東海、JR東日本、JR西日本の三社が全て乗り入れている唯一の駅でした。立山黒部アルペンルートの発着駅として都合2回ここにいました。


ここで乗車券を買うべきだったのです!


でも、その時までに調べきれないことが残ってました。JR東海とJR西日本の境界駅は路線によって異なります。新幹線なら大阪、在来線なら米原のように。この場合、どう指定したらいいか不明のままでした。で、バタバタのまま深夜バスで向かったために、くだんのJR西日本の優待券は自宅に置いてきてしまったのです。


あーあ。


 黒部名水から戻り、鉄ヲタの息子のいる従妹と、「(JR西日本の予約システム)e5489も優待予約をできるようにしなきゃダメ」とかグチグチLINEしているときに、西日本管内にみどりの窓口で切符を買ってくれそうな友人がいればいいんだけど...の言葉が口をついいて出て、ふと思い浮かんだのが、H村くんの顔でした。


 2年半前の2019年初冬に高校の同窓会で30数年ぶりに再会した彼は、一生の恩人でもあります。大学一年の初夏に父親がガンに倒れ、余命数か月の宣告を受けました。その頃、私は姉と暮らす下宿から大学に通うのに4つの線を乗り換えて1時間50分もかかり、静岡と往復する生活もあり、気持ちも行き詰ってました。


 同じ大学に通う彼は、代返してくれたり、レポートの要旨をまとめてくれたり、休日には鎌倉に行こうよと連れ出してくれたりする穏やかで優しい人でした。彼のおかげで2年に進級できることができたのに、3月に父を喪ったときも支えてもらったのに、精神的にぐちゃぐちゃな私は彼に別れを告げて、以来、二度と会うことはなかったのです。


 時を経た再会である同窓会のあと、2人でワインバーで語らい、LINEを交換した後に、待っていたのはコロナ禍による長い断絶でした。


 5/28㈯にLINE電話でかくかくしかじかと話すと山陽地方に暮らす彼は二つ返事で購入を引き受けてくれたので、郵便局17時の速達で優待券を送ったところ、翌日15時前に速達を受け取った彼は、5/30㈪の通勤時に駅に引き換えにいってくれ、半額で購入することができました。(有効期限の一日前です)

もはや金額の多寡ではなく、肩の荷を下ろしたというかミッションを果たしたような気分でしたが、彼サイドからみたら、40年前と全く変わらず、泣きついてくる(しかも自分のいちこだわりのために・・・)迷惑な私のことを変わらないなぁと思ったに違いません・・・。


ちなみに彼が切符をいれた封筒を普通郵便で㈫に投函したのに、私の自宅にそれが届いたのは翌週㈪...。6日もかかったので、紛失かと思い、だいぶハラハラしました。黒部名水の往復時間が行きは約11時間半(高速バス)に対して、帰りは3時間40分(新幹線)であったように、郵便局も資本主義の洗礼を受けて(笑)、プラスの速達料金でこーんなにも配達時間が違うんだとおもったわけでした。



~まだまだ、つづく~




ミッシーさま、読者のことはお構いなく完全に自分の世界に入り込んじゃってますな(笑) そして、S先輩家族だけでなく、H村さんまで巻き込むという天真爛漫な傍若無人ぶり、嫌いではありません(^^) 次回はやっとこさ出発するようですので、お楽しみに✋ ただ、今回の編集が結構大変だったので、体力回復のため少々お時間いただきたいと存じます、ごめんなチャイ(^^;


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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