隠岐の島ウルトラ 1

まずは本日の連絡事項。本日藤枝駅北で開催される「藤枝はしご酒」に行かれる方は、午後2時30分ぴったに藤枝駅に到着する東海道線に乗って、藤枝駅改札集合でお願いします。集団で酔いつぶれている姿を衆目にさらし、走ろう会の品位が疑われることのないよう、念のためではありますが、今日は走ろう会Tシャツは着てこないようにしましょう(笑)

さて、去る6月19日に開催された第15回隠岐の島ウルトラマラソン(100㎞/50㎞)に、昨日もパークランに遅刻のわれらがミッシーが参戦し、先日エクセルファイルで投稿が送られてきたんですけれども、文字数なんと10,355文字(ちなみに文字数をカウントする関数は=len(セル)です)!

5年間このブログ編集やってきた経験上、1回の投稿は1,000字以内が妥当。ということは、10,355÷1,000≒10回分(゚д゚)! 思い切って文章大幅カットしちゃおうかとも思いましたが、ミッシーさまがせっかく精魂込めて打ち込んだ文章ですので、何回かに分けてお送りしたいと思います、何回になるかわかりませんが。ただ、それだと今日からエブリデイ・ミッシーになっちゃうのと、写真追加したり結構編集大変なので、令和の不連続小説「隠岐の島ウルトラマラソン」(更新不定期)でいきたいと思いますので、あしからず(笑)  では、第1回準備編①、ご覧ください!




準備編① Sさん母子のご協力


 隠岐の島の名前が記憶に強くインプットされたのは数年前、35年来のお付き合いのある先輩Sさんからでした。末子であるY子ちゃんが地元での教育関係の勤務をやめて、島根県からフェリーで3時間以上かかる、隠岐の群島の一つに職を求め、住んでいるというのです。


 S先輩は夫婦ともに教育職で、創立230年になんなんとする地元のお嬢様校出身の二人のお嬢さんもすくすく育ち、次女のY子ちゃんはなかなかワイルドに育っているらしい、とほのかに聞いていたのでした。(日本一広大な学園都市で路上駐車のまま、アジア某国に旅行に出たため、警察から「お嬢さんは今どこに」と電話がかかってきた話など、大物だぁ、と捧腹絶倒したものでした。)


 幼い頃、先輩の膝の上に頭を乗せて、歯を磨いてもらっていた、濡れ濡れとした黒い目がくりくりしたあの子がまぁ、そんな風に自分オリジナルの道を歩んでいるのか・・・。なので、「どんな島?かの島に行きたい!」と漠然と思っていました。

 

 一方、ずっと長い距離を走ることがなかった私には、かつてのウルトラでの達成感が熾火のように心の底にくすぶっていました。

Photo by Patrick Hendry on Unsplash


いつか再び、あの四万十川の美しさを見たい、横浜のかよぴーさんと果たした村岡ダブルフルを、71kmで終わってしまった八ヶ岳野辺山(一応、女子総合19位でした)や71kmの飛騨高山のもっと上の続きをまた走りたい・・・。そのためには、フルを超える距離を少しずつ経験し、積み上げていきたい・・・・。 (現実にはこの5月にようやく4年ぶりにフルを走ったくらいなのですが・・・苦笑)


 なので、50kmと100kmが用意されている「隠岐の島ウルトラマラソン」はまさにうってつけでした。


 今年は50を走り、次に再び100で戻ってこよう!


というモチベーションにつなげて、高い目標を掲げよう・・・!


 エントリーすると早速、Sさんに連絡、娘のY子ちゃんにも話してくれました。なにせ、東京・大阪発着のオフィシャルツアーはあるものの、せっかく静岡空港から出雲空港まで飛行機が出ているのだからとスルーして、飛行機の予約をいれて、次に宿の予約をしようと観光協会に電話したところ、絶望的に満杯で空きは皆無でした。


 遠くの宿でもいい・・・とも思いましたが、島内公共交通機関というものがなく、レンタサイクルを頼もうとしたところ、「坂が急峻で、足に自信のある人にとっても、危険なところも多い」と自転車に乗ることを止められました。


 「じゃ、皆さんどうするんですか?」と聞きましたところ、「レンタカーがあります」とのこと。でも、ウルトラを走った日に、食事への移動のためだけにレンタカー?ナンセンス過ぎます・・・。


 宿だけでも押さえないと始まらないと、電話をかけまくったところ、「一泊2食付き22,000円」しか押さえらえませんでした。移動の都合上、最低2泊は必要ですので、イタタタタ・・・です。


 そんな私にY子ちゃんが、一肌も二肌も脱いでくれて、彼女の住む海士町のある中ノ島からフェリーで車を積んでやってきてくれることになり、宿から出走場所まで送ってくれたり、観光もアテンドしてくれることになりました。 おまけに知り合いに電話をかけまくって、もっとずっとリーズナブルな宿を探し出してくれました!


地獄に仏とは、まさにこのことです。


~つづく~



いかがでしたか?こんな感じでしばらく準備編が続き、レースが始まるのは8,418文字/10,355文字(笑) しかもレースのもようはA4×4枚の最後の1枚の半分だけ(爆笑)そんな具合ではありますが、これからぼちぼち掲載していきますので、どうかミッシーに免じておつきあいのほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m では、次回をどうぞお楽しみに(笑)


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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