先日、名古屋ウィメンズマラソンを走って参りました。言い訳ばかりのこの私がどうなったのか、反省を含めご報告させていただきます。長文のため3回に分けてお送りいたします。しばしお付き合いくださいませ。
【04:34:00(グロス)】
この日私が出せた精一杯のタイム。
納得のいく結果なので素直に嬉しい。
前日写真が撮りたいがために答えた時間に近かった。ニアピン賞をあげたい( ̄∇ ̄)
当日の朝。
前日まで一緒に過ごしたラン友たちとホテルで別れ一人現地へ向かう。ファンランで楽しむと決めたもののなぜか気分は晴れない。ラン友達は緊張の中にもやる気を感じたその顔はキリッとしていた。彼女らの健闘を祈った。
現地入り。
ここはさすが単純人間。支度を終え会場に入ると、その雰囲気に次第に気持ちが上がる。アップを入念に行う。特別応援サポーターの吉田沙保里の登場と小柳ゆきの国家独唱は心が震えた。
スタートラインに立つと、
『ファンランやめよう やっぱり行けるところまでやってみよう ちゃんとゴールしたい』とようやくやる気スイッチが入った。
『今かよ!』と自分に突っ込みを入れながら大きく深呼吸をし、ガーミンのスタートボタンを押した。
と言ってもいきなりサブ4のペースでは走れない。もって15k程度。
途中で潰れるのは目に見えている。後半に向け足が残るようペースはキロ6:00〜6:10くらいに設定。
それでも絶対的な練習不足は否めず、いつ足が動かなくなるか不安は残る。
完走・暑さ対策のために下記のことに努めた。
◯全エイドで必ず水分を取る
◯エイド間は歩き足を休める
◯暑さ対策で水を被りなるべく熱を溜めない
◯ペースは調子が上がってもあげない
◯それでも疲れたら歩く
途中何度か気づくと5:30/kを切ってしまう。だんだん気持ちよく走れるようになるとこのままでも行けるか?と一瞬よぎるが、その都度ペースを戻した。
前方に走ろう会の青いTシャツが見えた。
『あっ!Nさんだ!』
やっぱり遠くからでもこの青色は映える!
いいTシャツだ。
しばらく彼女の後ろ20mあたりを走る。
今日のために練習を重ねてきたはずだ。
頑張ってほしいと心の中で声援を送る。
20k地点手前。
左足の人差し指が靴下に擦れて痛み出し、近くにいた救護の方に絆創膏をもらう。
この先でも絆創膏がもらえるか確認のため聞く顔に悲壮感が出ていたのかな 笑笑
「もらえるよ。大丈夫だよ。いっぱいあげるから持って行きな。」
と、束の絆創膏を手渡してくれた 笑
でもおかげで痛みも治まり、気を取り直してレースに集中した。
25キロ地点。
疲れが出始める。ペースを見つつ、考えて走るのがしんどくなる。『まだ25kか…』と先がめちゃくちゃ長く感じられた。なので時計を見るのをやめた。1キロ毎刻むことにした。
次の26kの看板だけを目指し、ひたすら「26、26、26…」と頭の中で繰り返す。それが過ぎれば次の27kの看板を目指し「27、27、27…」と余計なことは考えず、ただただ次の看板を目指し走った。これが功を奏し途中無心になれ、33kまでなんとか進めた。
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