ここ数日はエアコンなしで生活できましたが、今朝は久しぶりにエアコンをつけてしまいました。ときどき晴れ間ものぞいています。昨日の午前中は、ときおり強めの雨が降っていたのでモコちゃんともどもセルフロックダウン。う~む、運動しないとイマイチ気分が晴れないですねぇ。それにしても、運動すると気分がよくなるのはどうしてなんだろう?
そこで、今日は『脳を鍛えるには運動しかない!』(ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授ジョンJ.レイティ著)の「ジョギング」の節を要約してみたいと思います。
1.新しい血管・ニューロンの新生を促す
運動により、筋肉組織が微小断裂を起こし、損傷と修復のプロセスが加速する
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よりパワフルな酸素供給システムが必要になる
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筋肉は血管内皮成長因子(VEGF)と繊維芽細胞成長因子(FGF-2)を放出する
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この2つの因子が、新しい血管をつくり、脳内のニューロンのつながりを強め、その新生を促す
2.免疫系が強化される
運動により、脳由来神経栄養因子(BDNF)が増える
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脳内の回路が強化され、ストレスにむやみに反応しなくなる
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同時に、免疫系も強化される
3.ストレスと不安を和らげる
運動により、心筋で心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)が合成され、脳内へ運ばれる
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ストレスと不安を和らげる科学的連鎖反応を脳内にもたらす
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運動後、爽快な気分になる
ジョギングにより、体と脳の中で、破壊しては作り直してより強くするという作業が進んでいるのです!
なんかもう、体にも脳もいいことばっかりじゃん!それで昨日は、気分がイマイチだったんだな。ということで、このあとパラパラ雨が降ってくる前に、モコちゃんとお散歩したら、走って「損傷と修復」のプロセスを加速して、いろんな物質を脳内に分泌してきたいと思います。がんばれ、僕の身体メカニズムたち!
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