売れているのがおいしい料理だ

僕の本棚からもう一冊。

(いや、ほんとにもうネタ切れで、どなたか助けてください(笑))


週に2回は通うサイゼリヤ。先日の店員さんと僕の会話を聞けば、どのくらい僕がサイゼリヤ通かわかってもらえると思う。


店員(女性)「ご注文は、やわらかチキンのチーズ焼きとライスですね?」

僕「はい。いつもおんなじものばかり頼んですんません。」

店員(女性)「(笑顔で)安心します。今日も注文いただいて。」


科学的経営で知られるサイゼリヤ。


「店で起きるあらゆる現象を観察し、可能な限り、数値や客観的なデータの置き換えて、因果関係を考える。」(P.30)


商売、特にサービス業は「独善の罠」にはまりがちだ。自分たちが提供しているものは優れている、ゆえに顧客は満足してくれるはずだ。カメラの技術者がレンズやメカにこだわっている中で、フィルムにレンズをつけただけの「写ルンです」がヒットしたことは、それを端的に言いあらわしている。


「この世の中に『絶対的においしい』ものは存在しない。…だから、『おいしい』=『客数』と考えるようにしている。客数が増えているなら、その店の料理はおいしい。逆に客数が減っているなら、その店の料理はおいしくないのだから、何らかの対策を講じるべきだ。」(P.50)


すばらしい考え方!自分たちが提供しているものは間違いないと思いこむのではなく、サイエンス同様、仮説を立て検証を繰り返す。その仮説の正しさのバロメーターが「客数」ということだ。


本日までに総会議案の賛成票は65票(総会員数の75%)になりました。われわれ役員一同、このことを肝に銘じて運営をしていきたいと思います。「運営がうまくいっているから会員数が増えるのではない、会員数が増えているから運営はうまくいっているのだ」(笑) 「独善の罠」にはまらず、会員のみなさまの意見を反映した運営をしていきたいと思いますので、ぜひいろいろなご意見、お寄せください。


なお、議案の賛否については本日が締め切りとなっております。まだ返信いただいていいない会員のみなさまにおかれましては、本日中にご一報いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。


静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数140名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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