冒険遺伝子?


糖質制限ダイエットを始めて約2週間。そろそろ兆候が現れてくれてもよさそうなものですが、体重は200g減っただけで(誤差ですね💦)、体脂肪率と内臓脂肪レベルも若干下がった程度。ただ、この2週間でまともに運動したのは、先週日曜日の豊橋ハーフだけですから、運動していない割には維持できていると言ってもいいのかな(^^; それにしても、糖質を含まない食事って結構難しい。昨日の朝食は、ローストサラダチキン(糖質0g)を載せたサラダと大豆と卵を入れた野菜スープ。昼食は、高たんぱく&低糖質を謳うシーフードヌードルPRO(糖質16.8g)。お酒は引き続き、日本酒を我慢しています。



先日、図書館で鏑木毅さん著『鏑木メソッド』という本を借りてきたんですが、鏑木さんも「普段から炭水化物を控えめ」にしているそうです! 糖でなく、脂肪を燃焼させてエネルギーにするには、インスリンをなるべく分泌させない方がいいとのこと。



先日から読んでいた医師・夏井睦さん著『炭水化物が人類を滅ぼす』、『炭水化物が人類を滅ぼす【最終回答編】』は読み終わりましたが、両書によれば、炭水化物の摂取で太るしくみは以下の通り。


①炭水化物の摂取により血糖値が上昇

②膵臓からインスリンが分泌される

③インスリンにより余分なブドウ糖が中性脂肪に変化

④中性脂肪が脂肪細胞に取り込まれる

⑤太る


また、両書には生命の起源から人類史までを見渡した著者の仮説も提示されていて、もともと人類は昆虫や小動物などのたんぱく源中心の食事で、炭水化物なしに健康に自由気ままに狩猟採集生活で生きていた。それが、農耕が始まり、穀物主体の食事に切り替わり、集団生活が始まったことにより、新たな内臓病や感染症が増え、そして労働に縛られる生活が始まったとのこと。


【Gigazineより】


また、なかなか炭水化物や甘い食べ物をやめられない理由は次のとおりだそうです。


①炭水化物の摂取により血糖値が上昇

②中脳が反応してドーパミンが分泌される

③ドーパミンが側坐核(報酬系)が刺激され快感を感じる

④さらに炭水化物をほしくなる


【日経Goodayより】


また、糖質制限とは直接関係ないのですが、このドーパミンに関連して、「冒険遺伝子」なるものも紹介されていました。ヒトでは、ドーパミンを受け取る側の受容体はD1~D5の5つが確認されているそうなんですが、そのうちD4受容体の形成に関わる遺伝子DRD4の変異型DRD4-7R遺伝子が「冒険遺伝子」とのこと。この「冒険遺伝子」を持つ人は、リスクを恐れず、挑戦心が強く、新しい場所・食べ物・考え方にチャレンジするのを好む傾向があり、全人口の2割がこの遺伝子をもつと言われているそうです。



確かに、太古アフリカで生まれたホモ・サピエンスがベーリング海峡を渡り、南北アメリカ大陸まで生活域を拡げていけたのは、進化の過程で獲得したリスクを恐れない「冒険心」があったからこそ。そして、全国各地のマラソン大会、ウルトラマラソン大会、トレイル大会などへと、のこのこと出かけて行っている当会のみなさん、全員この「変異型遺伝子」持ってんじゃないですかね(笑) 特に、Mt.FUJI100に出ている当会会員のみなさんは、「変異型遺伝子」がさらに変異したミュータントなのかも(^^)



ちなみに、この変異型遺伝子をもっているかどうかの遺伝子検査を受け付けているサイトもあるようですので、ご興味ある方は24,490円かけて調べてみてはいかがでしょうか(^^)



ということで、ウルトラマラソンに出る気持ちが全然わいてこない僕は変異してない遺伝子型をもつ8割の人類に属すと思いますが、変異型をもつミュータントのみなさんにおかれましては、持って生まれた特性(才能)をさらに開花すべく、引き続き大きな挑戦に挑んでいってください!僕は、傍らからそうしたみなさんの活躍をレポートする特性を、さらに磨いていきたいと思いまーす\(^^)/ 


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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