トレランの醍醐味

先日、まず高校時代の友人からメール。「長女に彼氏ができて、それが外人でビックリ!」みたいな内容。う~む、そういえばうちの娘も先日成人式。もし娘が家に外人連れてきたらと思うと、なんか頭がクラクラしてくるんですね、これが。彼氏なんか連れてき日には、気が動転して、どこかの国みたいに思わずレーダー照射してしまうかも(大人げない)。


続いて、大学時代の友人からメッセンジャーでメッセージ。「長女が、今度の日曜日、結婚の挨拶に彼氏を連れてくるというんだけど、なんて挨拶すればいいかな」みたいな内容。うわ~、なんでこんなことが連続して起こるんでしょう。ほんとに頭がクラクラするんですけど。まあ、そういう世代に突入してしまったということなんですね。でも、僕は会わないですよ、結婚のあいさつなんか、へへへのへぇ~だ(まったく、大人げない)。


というようなことで、こういうときはどうしたらいいかと言うと、それはトレランに出かけるしかない。でも、そのとき時刻はすでに午後3時過ぎ。ならば、近場の谷津山へGO!

科学技術高校側から階段を登る。ゼイゼイしてくると、嫌なことも忘れられる。

階段を登りきり、愛宕神社で願い事。どうか娘は娘である限り、娘は娘でいてください(意味不明)。そしてなぜかエスパルスの旗。

先日の竜爪は、ずっと登ってずっと下るパターンでしたが、谷津山の場合は登って下ってを繰り返すジェットコースターパターン。登りはがまん、下りはエンジョイ。集中してくると、だんだん自分が動物になったみたいに感じる。韮崎工業高校の先生でトレイルランナーの山本健一さんが「トレランの醍醐味は、野生の自分に会えること」みたいなことを言っていたけど、少しだけわかるような気がする。


「夜は暗いところでもだんだん目が慣れてくると、足場もよく見えてきます。月が出ていると本当に明るいですね。僕は時々ライトを消して走るんです。集中力が高まり、五感が冴えてきて、無欲・無心、ただ獣のように走ります。それは最高にリラックスした状態です。普段ではありえない、そういう自分になりたくてやっているところもあります」(山本健一さん / 信大独創図鑑より)


ピクニック広場からみた空。遠くには富士山も少しだけ見えた。

駿河湾と空。

あ~、気持ちいいなあ、トレランって!清水公園に到着し、再び折り返そうと思ったところへ、空母から緊急帰還命令が。一気に現実に引き戻され、仕方なく、帰りはロードで帰還。こうして、いつかくるであろう娘が彼氏を連れてくる日からの現実逃避ランは終了したのでした。またクラクラしてきたら、谷津山の深い懐を借りたいと思います。ありがとう、谷津山!


はい、ということで、本日の公約30キロ走。このあと、モコちゃんの散歩に行ってから、古新聞をまとめ、ペットボトルを捨ててから、安倍川へ行ってこようと思います。がんばりま~す!



静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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