シューズ百花繚乱、カンブリア紀。


先日もお伝えしたように、わたくしミズノのウェイブ・リベリオン・フラッシュ2をゲットしたので、昨日朝ランで履いて走ってみました。このシューズ、なかなか不思議な感覚シューズ! 先日紹介したアルペンの記事の中で、「ソールの出っ張り部分、♢の最も不安定な部分を踏んでつぶすように接地すると、おもしろい跳ね返りを感じることができます。」とか、「ミッドフット養成シューズ」とか書いてありましたが、まさしくその通り!



かかとがないので、必然的に土踏まずのあたりで着地することになり、その部分が一番厚いのでいったん沈み込んでその後反発がグイっときます。重さも239gとレース用としてはどうなのかなと思ってましたが、実際履いてみると重さはあまり感じませんでした。モーションセンサー君の判定も、ジョグだといつもは60点~65点くらいなんですが、昨日は69点。なかなかいい感じなのですが、あとは長距離走だと後半どうかですね。ふじえだマラソンで確かめてみようと思います。



一方、先日の大阪マラソンで優勝し、初フル日本記録&学生日本記録を樹立した平林清澄選手は、その沈み込んでから戻ってくるまでの時間差が嫌だということで、厚底の中でも比較的薄いアディダス・タクミ・セン9(最新の10ではなく、あえて9)で、箱根も今回のフルも走ったそうです。アディダスのサイトでは、タクミ・センは「5㎞~ハーフ」用となってるんですけど、トップ選手には関係ないんですね(^^;



この記事内にある平林選手の説明はこちら👇


「地面にバンッてついたときに、最初にアウトソール(靴底)がパンッてついて、ミッドソールのクッションが潰れるじゃないですか。バキュンッて。潰れた部分がガンッて跳ね返って地面から離れるんですけど、そこの時間差が嫌なんですよ。」


なんかこう説明が往年の長嶋監督みたい(笑) 國學院の前田監督は、平林選手のことを「シンデレラボーヤ」と名付けたそうなんですが、そういうキャラなんでしょうね。平林選手はまだ21歳、今後のズンギュンバキュンの活躍を期待しています! 一方、大阪国際女子マラソンで日本記録を樹立した前田穂南選手は、ずっと薄底だったのを、厚底に変えたものの全然合わなくて、それをやっと克服して日本新出せたそうです。彼女が履いていたのは、アシックス・メタスピード・スカイ。



ジョグはターサー、ポイント練習はメタスピード・エッジ、レースはスカイだそうです。メーカーのサイト👇なので、3足とも買わせる戦略かもですが(笑)



そしてもう一人、MGCでパリオリンピックの出場を決めた赤﨑暁選手。先日の青梅もぶっちぎりで優勝してました。赤﨑選手は九電工所属ですが、ニューバランスが好きすぎて、ついにニューバランスとアスリート契約を締結。



赤﨑選手が履いているのは、今月発売されたばかりのフューエルセル・スーパーコンプ・エリートv4。これもよさそうだなぁ、でも僕に履きこなせるかが問題ですよねぇ...。



ということで、厚底ブームの元祖ナイキ一択から、百花繚乱の厚底カンブリア紀に突入した感がありますが、みなさんはどのシューズで静岡マラソン走りますか?オススメシューズのいいところ、ぜひ教えてくださーい。そして全然関係ないけど、今日は久しぶりに浜石岳に登ってきます、車で(笑)


(KBT)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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