富士五湖ウルトラ118㎞完走?感想記vol.2

明日は楽しみにしていた由比桜えびまつりRUNなのですが、なにやら天候が…( TДT)

午前9時は弱雨、降水量7㎜ですか、ちょっとキビシイですかね。もしかしたら、中止ないしはスタート時間変更になるかもしれませんが、その場合は明日6時までに本ブログにてお知らせいたします。どうか、みなさん、寒冷前線通過時刻が早まるようお祈りをお願いいたします。

さて、A野さんの富士五湖ウルトラ第2弾、大変おまたせしました。今日は、50キロから100キロ奮闘記をお送りします。


気温も上がり、汗が目立つようになってきた。但し、お腹は空かない。何だかおかしいと不信感を抱きながら、56.4㎞の足和田出張所(関門・エイド・コース荷物置き場①)に到着。この近辺は急坂があり、一気にスタミナを奪われてしまう。座り込んでいる人・大の字に寝てしまっている人もちらほら。流れを断ちたくないので、被り水・足にコールドスプレー・ポカリ2杯を一気に飲み込んで再スタート。し・か・し、このエイドは急坂の途中にあって、目の前もしばらくは急坂が続く。とても走る気にはなれず、ダラダラと歩いてしまう。この辺りから、いつもの足の攣りが徐々にあらわれはじめる。ピクピクし始め、ペースを元に戻せない。ついに2回目のロキソニン投入。しばらくすると、「A野くん!」とどこかで聞いたことのある声が。何と、M-shitaさんだ。木曜日の某激走会で一緒だった時に応援に行こうかなと言っていたが、まさか来てくれるとは…。本当に感謝です。

(編集注:当日、M-shitaさんは駿府城公園の練習会に参加したあと、富士五湖まで応援に!)

60㎞通過5時間55分27秒 10㎞1時間09分47秒

M-shitaさんから元気をもらったが、どうも足が重い。西湖は走ろう会でも2回連れて行ってもらっている思い出の場所。昨年は、芸人のM高志にも競り勝っており良いイメージがあったのだが思うように足が出ず、ペースを保てない。今年の6月も10㎞に再挑戦なのにもかかわらず、情けない。西湖とも一度お別れし、精進湖へ向かう。この辺りから、左足首に異変が。着地の際に痛みが走る。上りでは多少治まるものの、平地や下りでは激痛となってしまう。この辺りから、まともに走れなくなってしまい、頻繁に歩くようになる。

(編集注:A野さんを心配していたうんちゃんからの送られてきた当日の情報です)

70㎞通過 7時間11分12秒 10㎞1時間15分45秒

精進湖の周りを走るではなく、歩く。痛みをこらえて大股で歩くもなかなか前に進まない。足元はガタガタ道であり、歩道は人がすれ違えない程狭い。そんな狭い道なのに118㎞の人はもちろん、100㎞・71㎞参加のランナーまでにも抜かれてしまう。72㎞地点の交差点で、118㎞(本栖湖へ向かう・右折)とゴールへ戻るランナー(100㎞・71㎞参加・左折)と左右に別れる。左に行きたいな、あと28㎞なら何とかなるなあ。こちらは、まだフルマラソン以上あるよ、一体、いつゴールできるのだろうか。弱気いっぱいの気持ちで、その先75㎞の本栖湖駐車場・往路(関門・エイド・コース荷物置き場②)に到着。この関門・実はかなりキツイと言われている(前半をかなり抑えてしまうと50㎞以降ペースアップができず、リタイアの危険性が高い。私は、前半快調だったおかげで貯金はあったため無事)。まずは、トイレに直行。ロキソニンの影響からかおしっこの色が変。そういえば、胃腸の調子も何だかおかしい。不安たっぷりで本栖湖一周スタート。といってもペースは上がらず、キロ7~8分位でチョコチョコ前進する。気が付くと前後は人がいない。おそらく100㎞か71㎞の参加者がいなくなってしまったからだろう。それにしても、雲一つなく青空の下綺麗な湖のはずなのに、すごく憎く思われて仕方がない。本栖湖、何でこんなに大きいのだろう(周回11.8㎞)。小さかったら、すぐに終わるのに…。

80㎞通過 8時間32分16秒 10㎞1時間21分04秒

左足首の痛みが限界に来ていた。走るのはもちろん、歩くのもしんどい。さっき飲んだばかりであるが、再度ロキソニン投入。しばらくして何かがおかしい。寝不足もあるが眠くて仕方がない。何だろうこの感じは。あまり味わったことのない感じだ。フラフラとするので少し立ち止まる。何分経ったのだろうか、また歩き出す。 そんなことを繰り返しながら、何とか本栖湖一周達成して本栖湖駐車場・復路86.8㎞地点へ到着。フラフラの状態でいると、聞き覚えのある声がM-shitaさんだ。時間が13:30を少し過ぎていたため、関門にやられたと大変心配してくれていました。ハンガーノック状態だったため、エイドの菓子パンを4つもたいらげると少しずつフラフラが解消。トイレも済まし、300m程M-shitaさんと並走。また、元気をもらい再出発。そこからは、ドーピングの効果もあって、ほとんど歩かず90㎞に。

90㎞通過 10時間03分33秒 10㎞1時間31分17秒  

このころになるとガーミンは滅茶苦茶。いきなりキロ3分になったかと思うと、キロ12分とか。電池の残量も一桁となってしまい、いつきれてもおかしくない状態。時計だけがまともに動いている状態。精進湖へ戻り再度100㎞・71㎞ランナーと合流。上りは歩くが、平坦及び下りは走る。下りはおそらくキロ4程度で走ったのではないかと思うほどごぼう抜きでとても気持ちが良い。足首の痛みも落ち着いたことから、調子に乗って無理をしてしまった。その後、西湖に入ってから足首の痛みがぶり返す。先ほどの無理をしたのと、ロキソニン切れの影響だろうか。今日は西湖とは相性が悪いのか。ペースが急激に落ちる。

100㎞通過 11時間06分55秒 10㎞1時間3分22秒 


ついに100キロ通過。80キロ過ぎでのフラフラ状態はさぞかし苦しかったと思いますが、M-shitaさんとの並走で力をもらえたようですね。さて、明日は連載最終回。お楽しみに!

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000