昨夜22時、僕のスマホに突然メッセージが届きました。
「十四代龍月を入手したので飲みにきませんか?」
「ええええええ、ほんとですか?いっいますぐ行きます」
(注)日本酒をあまり飲まれない方はご存じないかもしれませんが、十四代というのは山形の銘酒で入手困難なためプレミアムがついて高額で販売されています。その中でも龍月・龍泉・双虹はめったに手に入らない貴重なお酒で、ちなみに楽天市場で検索してみるとこんな感じ。
さらに龍泉に至っては、4合瓶でこの値段!
ワインで言うところのロマネ・コンティ、シューズで言うところのナイキ・ズームヴェイパーフライ 4%というところでしょうか。
そのとき僕はまだ会社にいたので、「ちょっと急用ができたから先に帰る」と言い残して、パソコンの電源を落として、猛スピードで帰宅。着替える時間ももったいないのでスーツのまま、缶ビール一本持って、近所の仲良し夫婦のお宅へ。妻も誘ったのですが、あいにく明日は健康診断とのこと。日頃の行いって大事なんですね^^;ピンポンを押して、リビングに上がらせてもらうと、そこにはまごうかたなき十四代龍月が鎮座ましましていました!
まずは、ビールを一口飲んで、気持ちを落ち着かせてから、おちょこに注いでもらいました。おちょこを持ち上げると、~なんということでしょう(ビフォア・アフター風)~ふくよかな吟醸香が少し近づけただけで立ち上がってくるではありませんか。鼻を近づけて匂いをかぐと、もう気絶するかと思いました。一口含んで空気と一緒にすすると、少し濃度の高い舌触りと豊かな吟醸香が鼻に抜けて、それはもう不思議の国のアリスになってうさぎの穴に落ちてしまったかのような気分です。しばし日本酒談義に盛り上がり、23時過ぎ、サッカー日本vsウクライナ戦でまだまだヨーロッパとの実力差を確認したところで、丁重にお礼を言い、おいとましました。S家さま、本当にありがとうございました。兄貴、一生ついていきます!
生きていると、突然つらいことがふりかかってきたりすることもありますが、突然うれしいこともあるもんですね。生きていることに感謝の念を忘れず、小さなことからこつこつと生きていきたいと心に誓いました。
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