東京マラソン感想

midoさんに続いて、A野さんから東京マラソン完走記をいただきました。走り始めて、まだそれほど年数も経っていないのに、すさまじい記録の伸び方です(^^)

　午前8：45スタートブロックBに整列。東京都庁の真ん中で、36000人のランナーと共に。オープニングセレモニーが始まる。今から、この東京のど真ん中を走れると思うと感無量であり、何だかこみ上げてくるものがある。昨夜、新宿で飲んだビールはいつのまにか消えてしまった。

　そして9：10。車椅子の部に5分遅れで号砲が。スタート地点まで1分30秒程度かかったものの、小池知事に手を振りながらスタートゲートを通過。同時に先日やっと購入したガーミンセットオン。スタートを祝うように紙吹雪が天高く舞っている。帰ったら子供にみせてやろうと思い、舞っている紙吹雪をシャドーボクシングのようにつかんでみると、何とハートの形。ちょっぴり幸せな気分に。ゲットしたハートの紙をポケットに入れゆっくりスタート。（この紙は水分でぐちゃぐちゃに、見るも無残な姿に）

　先週の青梅マラソンでゴールまで無理のない感じで走れたため、とりあえず30㎞まではペースは保つということを肝に銘じて。最初の5㎞までは、多くのランナーに抜かれる有り様。でもガマン・ガマン。10㎞過ぎ目の前に180㎝以上あるピンクのチャリティー申込者限定Ｔシャツを着た外人さんが。ストライドも大きく、まるで会員のエースMさんのようなダイナミックな走行スタイル。かなり時計（ラップ）を気にしている様子が見られたので、ペースも一定だろうと勝手に決めつけ真後ろに風よけにさせてもらう。その後の20㎞（30㎞まで）は並走することもあるものの、常に一緒。相手も途中から気づいたみたいだったが…。 

　銀座過ぎた30㎞からは、先週の青梅の疲れ・足は多少張りがあるもののまだ余力十分。少しずつペースアップ。外人さんを背に「ここまで引っ張ってくれてありがとう。」と心でお礼を言いながら。

　丁度、街中のオーロラビジョンに日本人が壇上に登ろうとしている姿が映る。時計を見ると2時間20分が経過。もうとっくにトップはゴール。でも誰が勝ったのだろうか？まさか、あんな記録が出ているとは…。ここからは、ペースアップも功を奏しランナーをゴボウ抜き状態。おそらく、この後1人も抜かれていなかったのではと感じるほど。

　35㎞通過、足はまだ大丈夫、呼吸も問題ない。ここからキロ6分でも自己ベストと安易な考えを片隅に走り続ける。ここまで来ると足の攣りで歩いてしまっている人も数知れず。沿道からは声援が途切れることなく、勇気を与えてくれる。そして魔の37㎞地点。過去4度のフルマラソンで必ず足攣りで徒歩を余儀なくされている地点。両ふくらはぎ・両太もも裏を意識しながら通過。張りはさらに強くなっているものの攣ってはいない、大丈夫だ。そうこうしているうちに39㎞通過、目の前には見たことあるランナーが、Ｍ高史（川内優輝そっくりさん）だ。どうも足が攣っているみたいで歩いていたのだ。彼を横目にしばらく行き40㎞通過。沿道の声援も一段と大きくなる、日比谷公園を横目に東京駅方面へ。いよいよテレビで見たことのある石畳の道路へ。もうここからは残り1㎞ない、沿道のギャラリーとハイタッチで力をもらう。最後の曲がり角を左折してゴール。時計を見ると自己ベスト11分以上更新。

　沿道の応援してくれた皆さん、気にかけていただいた会員の皆さんのおかげです。さらにスタート時の気温6度、曇りの天気も功を奏したと思います。今週は静岡マラソン（これにかけている方も多々いると思いますが）です。私も3週連戦となりますが、走ります。頑張りましょう！ 

先週青梅30キロを走って、今週フルでの11分自己ベスト更新！おめでとうございます。前半長身ランナーのうしろで体力を温存し、30キロ過ぎでペースアップするところなんて、もはやベテランのペース運び。すばらしい！明日の静岡マラソンで、僕も実践してみます(^^)

さて、いよいよ明日は静岡マラソン。雨の多い静岡マラソンですが、今回は天気はバッチリ。むしろ気温が高くなりそうなのが気になりますが^^;

また、ゴール後は午後4時から反省会です。申し込んでいる方、乾杯に間に合うよう集合をお願いしま～す🍺（予約を入れてますので、変更ある方は本日21時までにI川さんまでご連絡下さい）