昨日はTRB&HKB中止にしてしまったことを後悔しつつも、午前中のうちは「山は走れても、おでニックは雨でできなかったからしかたないっしょ」と自分をなだめていたんですが、結局午後も雨は降らず、これじゃおでニックまでできたじゃん(涙)。仕方がないので、この土日は読みかけの本2冊を家で読んでました、昼からビールを飲みながら。
右側の『運動脳』は、2021年オリコンBOOKランキング1位の『スマホ脳』著者アンデシュ・ハンセンが書いた本。へぇ~、ハンセンさん運動に関する本も書いてるんですね。読み進めていると、運動、特に有酸素運動を30分以上続けることで、ドーパミンやセロトニンなどの分泌が促進されて脳にいいらしい。あれ、なんだかこれって以前読んだことあるなぁと思い、本棚へそれらしき本を取り出してみる。
『脳を鍛えるには運動しかない』ジョン・J・レイティ著。ペラペラめくってみると確かに同じようなことが書いてある。まあ科学的に証明されていることが同じなのは当然だろう。そして、本棚にあったもう一冊の本『一流の頭脳』アンダース・ハンセン著。あれ、『運動脳』の著者アンデシュ・ハンセンもたしかスウェーデンのカロリンスカ研究所じゃなかったかな、名前も似てるけど、どういうこと?
で、『一流の頭脳』の中身を見てみると、文章どころか図まで一緒じゃんか、これ!
あらためて『運動脳』の表紙を見直してみると、一番上に「新版・一流の脳」って書いてありました💦
そうか、『スマホ脳』(新潮新書)があまりにも売れたんで、サンマーク出版が二匹目のどじょうを狙って装丁とタイトルを変えて売り出し、そしてまんまと引っかかった僕が、200ページ以上付箋はりながら読んで、やっと以前読んだ本だと気づいたわけですな(笑) こんなに覚えてないなんて、いったい何のために本読んでんだろう?いやいや、たとえ忘れてしまったとしても、読んでるときは楽しいわけで…バカボンのパパも言っているように、「これでいいのだ!」。
ともあれ、走ることは身体だけじゃなく脳にもいい。走ることは、認知能力を高め、ストレスを解消し、集中力を高め、モチベーションが生まれ、記憶力を高めてくれるそうです。
「(マウスに運動させることで)マウスの脳で細胞が新生することがわかったとたん、研究者たちは生活習慣を一から見直し、ランニングを始めた。」(P.231)
う~む、まさしく静岡走ろう会の理念「確かなランニング文化を、静岡に」に共鳴する研究成果!ということで、今週日曜日は「しまだ大井川マラソン1ヵ月前ペース走大会」を開催しますので、みんなでお堀グルグルしながら、走力と脳力を高めちゃいましょう!たくさんのご参加お待ちしております。
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