才能か?練習か?

♬育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ、夏がだめだったりセロリが好きだったりするのね~(歌:SMAP、作詞作曲:山崎将義)


「育ってきた環境が」というところから、山崎将義さんは人間の後天的な学習に重きをおいているように思えるし、茂木健一郎さんは遺伝子と学習は半々だと言ってたし、『言ってはいけない~残酷すぎる真実』(橘玲著)のように、ほとんど遺伝で決まっているのではという意見もあります。生まれてすぐに里子に出された一卵性双生児が39年ぶりに再会したら、ふたりとも同じ車に乗っていて、同じ銘柄のタバコを吸っていて、息子の名前も飼い犬の名前も一緒だったなんて話を聞くと、確かに後天的な学習の余地なんてないのかもって考えちゃったりします。


ところで、昨夜録画していた別大マラソンを見ていたんですが、原晋監督が解説していたように、箱根や全国駅伝で区間賞をとった選手がたくさんでていました。特に大塚選手なんて、走り方がとてもきれい。こういうのを見るとやっぱり才能かなと思うし、長距離では双子の選手が多いですからね。やっぱり遺伝子の要素は大きいんでしょう。それにそもそも2時間10分を切っちゃうなんて、いくら努力だ練習だって言ったって誰でも切れるわけじゃないですもんね。

一方で、その別大マラソン、あの山中伸弥教授(55)も出場してました。なんと自己ベスト更新して3時間25分20秒だったそうです!教授、おめでとうございます!

あんだけ激務の中で練習時間を確保して、まだ記録を伸ばしてるんですからね。うん、これは努力のたまものに違いない。才能か?練習か?という議論は置いておいて、結局誰もが1位を目指してるわけじゃなくて、自分で納得できる走りができたかか?ってことですもんね。マラソンに限ったことではなく、「才能」「遺伝子」ということばのマジックに惑わされないで、やっぱり地道に努力して自分なりの結果を出すことが、人生に豊かさをもたらしてくれると思います。

ということで、2時間10分は切れませんが、静岡マラソン3時間30分に向けてがんばります!


静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数141名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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