徒然なるままに、静岡マラソン①

「つれづれなるままに、日暮らし、パソコンにむかひて、心にうつりゆく昨日の静岡マラソンを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 」


ということで、昨日はみなさんお疲れさまでした。応援のみなさん、本当にありがとうございました。サブスリーで自己ベストを更新したM-shitaさんはじめ好記録を叩き出した人も、失速してダメダメレースだった人も、平凡パンチだった人も、記憶に残る一日になったのではないでしょうか。


参加したみなさん、応援のみなさんからきっと投稿をいただけると信じておりますが、今の所まだ僕のメール受信チャイムが鳴っていませんので、徒然なるままに、僕のレースをぼちぼちと何回かに分けて書いていきたいと思います。


~始まりは前日から~


青葉公園でやっていたマラソンフェスタで、いろいろとお土産をもらい、帰宅。

スーパーに買物へ行ってから、夕食。新年会以来お酒を飲んでいないというA野さんのまねは到底できませんが、せめて前日だけは禁酒。ではなく節酒しようと、ビールを少しだけ飲みながら夕食。午後10時過ぎには就寝予定ながらも時間があるので、映画を見る。『フレンチ・ラン』。CIA捜査官ブライアーとスリの天才マイケルがパリの街で陰謀を阻止していく物語。

なかなか面白いなと見ているとすでに午後10時、ビール1200ml。まずい、もう寝なきゃ。陰謀を実行していた警官のリーダーが、陰謀の首謀者の命令で銃殺されたところで、泣く泣くストップボタンを押して、テレビのスイッチを切る。寝室に入り、電気を消して、入眠音楽「Isotonic sound Rain」をかけるも全然眠れない。仕方ない、リビングに降りて、ナイトキャップに日本酒を一口。再び寝室に入り、電気を消して、入眠音楽「Isotonic sound Rain」をかける。眠れない。まあいいや、瀬古さんも「眠れなくてもいい、目を閉じて横になってさえいれば肉体的には90%は眠っているのと同じ状態だから」(『マラソンの真髄』P.175)って言ってたし。そのまま、うつらうつらしながら翌朝5時30分、目覚ましで起きる。


う~む、この調子で書いているといつまでもレースにたどり着けないので中略。


今日のプランは、(本当はサブ3.5で自己ベストといいたいところなんですが青梅でのシミュレーションからキロ5分は無理だと思ったので)キロ5分20秒で3時間45分。シューズも軽いターサージールではなく、厚底のナイキリアクト・オデッセイ。ところが、予想以上に身体が軽く、ペースを落とさなくちゃと思ってもキロ5分をキープ。ビール1200ml節酒作戦&シューズ厚底作戦がよかったのかもしれないけど、おかしい、このままじゃきっと後半つぶれる。

15キロで、静岡走ろう会第1応援ポイントに差し掛かり、コーラと元気をもらって、レースを続ける。

このあと、いつもペース走をやっている安倍川沿いの土手に出ると、急に右脇腹に痛みが…。がまんできないこともないので、少しペースを落としようすをみる。すると、いつもの左足の腸脛靭帯に違和感が…。かつ、左足のくつひもがほどけている。仕方がないので、弥勒橋の手前でいったん止まり、くつひもを固く結びなおし、ストレッチをしていると、本日遅刻のI田君に声をかけられる。彼は、昨年の静岡マラソンでサブ3.5を達成し、今回もそれを狙っている。そうか、なんとかついていければ、3.5は無理かもしれないけど、久しぶりに3時間30分台はいけるかも(注:3時間30分台は静岡マラソン2015以来)。


弥勒橋を越え、次の給水で立ち止まっていたI田君に追いつき、しばらく並走。ややペースを上げながら、中間点を目指した。

(つづく)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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