才能か、環境か?

Photo by Nicolas Hoizey on Unsplash


「大迫傑が分析する成功の秘訣と『オレゴン・プロジェクト』加入の成果」(webSportiva)

「米国に行かなかったら? 僕がやってきた道はこれしかないので、何ともいえないです。ケニアに行っていたらもっと強くなっていたかもしれません。『どこに行き、何をやったか』ではなく、『誰がやったか』がすごく大事だと思っています。たとえば、コーチがよくない、などと原因を外に考えるのではなく、一番大切なのは、自分がどうやりたいのか。極端な話、強くなる選手はどこに行っても強くなるし、強くならない選手は強豪チームに入っても強くならない。結局は、どういう気持ちで何をやるかだと思います」(大迫傑選手)


「どういう気持で何をやるか」かあ、かっこいいなあ~。自分で納得できる、しかも凄まじい練習を積んできたのが、行間にあふれてますね。


一方、今読んでる『双子の遺伝子』(ティム・スペクター)

「意欲こそ、天才の鍵となるもの、すなわち、長時間に及ぶ退屈なトレーニングに耐えられる子どもと、気が散ってすぐに投げ出してしまう子どもとの違いではないだろうか。強さでも反射神経でも手先の器用さでも絶対音感でもなく、意欲こそが、長く探されていた天才の要素ではないのか。(中略)意欲をもたらす遺伝子を特定することができれば、それこそが天才になるために最も重要な遺伝子と言えそうだ。」(第3章才能遺伝子)


「意欲をもたらす遺伝子」をもっていれば、どんな環境であろうと、どんな練習にも耐え、才能を開花できるってことですよね。う~む、僕にはないなそんな遺伝子。すぐに弱音は吐くし、練習会でも最後はあきらめちゃいますからね。でも、研究がすすめば、「意欲をもたらす遺伝子」のスイッチをオンにするための薬とか開発されちゃって、それを飲めば意欲がモリモリになって、いくら練習しても辛くならなくて、マラソンは3時間30分切れちゃうし、ギターも超絶技巧で弾けるようになるし、お酒も何合飲んでも大丈夫、みたいなことになるんでしょうか。あれあれ、ちょっと妄想入っちゃいました^^;そんな薬に頼ろうなんてこと考えていること自体、まだまだでございます。


ということで、今週の練習会は、「意欲をもたらす遺伝子」を意識して、最後まで頑張りたいと思います。今週は、駿府城公園中堀周回。みんなでぐるぐるしちゃいましょう!

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000