東京モーターショーへ(その2)

ふたたび事件発生。


「ふたたび」と言うのは、10月23日「ホームセキュリティの緊急ボタンを押してしまった件およびその周辺」に続いてという意味でもあり、2年に1度の前回東京モーターショー2015の帰りに「最終新幹線で豊橋まで乗り過ごした件およびネットカフェで一晩過ごして翌日帰宅して怒られた周辺」に続いてという意味でもあります。


11月5日、それは会議室ではなく品川駅の現場で起きた。(臨場感醸成のため、しばらく常体で失礼します。)モーターショーで、車と人物観察を終え、5人で新橋の町に繰り出し、「マツダのコンセプトカーはよかった」とか、「ボルボのブースには3台しかおいてなかった」「あのブースの×××は×××だったよね」という車と人物に関する感想戦を繰り広げながら、2軒はしご。おとなしく例年より早い9時すぎに解散し、3名は予約したホテルへ、僕ともう一人は品川駅に向かい新幹線に乗車(僕は静岡、もう一人は新富士)。座席に着いてリュックを置いて落ち着いたところで、「あれそういえば飲み物を買ってくるの忘れた」と気づき、ホームへ非ノンアルコール飲料を買いに席を立つ。うしろから「間に合わないんじゃない~」という声がかすかに聞こえたものの、とにかく飲みたい一心で迷わずホームへ一歩踏み出す。それはまるで、天敵のアザラシが待ち構えているかもしれない海に、勇気を出して最初に飛び込むファーストペンギンのように。

そのとたん、背後の新幹線のドアが閉まり、ホームの駅員さんに哀願の視線を送るものの、もはや彼にも僕にもなすすべなく、新幹線は静かにゆっくりとスローモーションのごとく発車。交通事故にあったときに風景はゆっくり流れるというのを聞いたことあるけど、それは時間がゆっくりになったんじゃなくて、脳が危機を感知して高速カメラのように連写枚数を一時的に上げているのだ、きっと。リュックとの切ない別れに僕はしばし立ち止まり、我に返って、駅員さんに次の列車を聞くと、まだひかりがあるから大丈夫と言われる。リュックの中に携帯もiPadも入っているので、同僚に連絡のとりようがない。まあ、彼がリュックを預かってくれるだろう。しかたがないのでホームでハイボールを飲みながら待っていると、ひかり537号到着。3連休の最終日ということなのか自由席は満席で、50分ずっと立ってたので、前回のように豊橋まで乗り過ごすこともなく静岡へ無事帰還。切符と財布がリュックの中でなくてよかった~。ただ、東静岡においてある自転車の鍵はリュックの中なので、とぼとぼと歩いて自宅へ帰り、ふたたび怒られるの巻。


...ということで、本当は東京モーターショーで撮った写真(車および人物)を何枚かアップしたかったのですが、カメラもいまだリュックの中で、そのリュックは富士に住む同僚が持ったままなので、載せる写真がありません。しかたないので、きわめて形式的ではありますが新幹線の写真だけ載せておくことにします。

あ~、いつになったら、ちゃんとした大人になれるんでしょう、僕^^;11月18日の山梨ヌーボーまつりでは、どうか事件が起きませんように。いや、今回は妻同伴なので、きっと大丈夫!未来予想図は、ほら思った通りに、かなえられてく~♬(なんのこっちゃ)。


静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数140名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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