ブレードランナー2049

昨日は振替休日。朝起きて、ブログを更新して、愛犬の散歩に行き、3日ぶりに軽JOG。走り初めはよかったんですが、3K過ぎに膝が痛くなって30分で終了。今日のメインイベントは「ブレードランナー2049」を見に行くということ。最新作を見に行く前に、旧作をDVDであらためて鑑賞。そして、いよいよシネザート静岡へ出発。さてさて、どんな物語が始まるんでしょうか?

でもですね~、長生きはしてみるものですね。僕が大学に入学したのは1982年。その年に制作された『ブレードランナー』。ハリソン・フォードも若い。

タイトルに「ランナー」がついてますが、陸上競技の物語ではなく、レプリカント(人造人間)の物語。当時、僕は家賃2万円のアパートに住み、食事は大学の生協のカレー(140円)。貧乏学生にとって映画を見るのはかなりの贅沢だったんですが、この映画はなぜか見に行っていて、ラストシーンがあまりに衝撃的だったのを鮮明に覚えてます。最後にレプリカントが解き放った鳩は何を象徴しているかについて、後輩と議論したのがなつかしい思い出です。

前作の舞台は2019年11月ロスアンゼルス。2019年って言ったら、あと2年じゃないですか!今のところ、空飛ぶ車も走ってないし、人間を超える能力をもった人造人間が地球外で危険な重労働をしているという近未来の世界にはまだ至っていません。ただ、人工知能やロボットは着実に高度化していて、今後人間の労働に代替していったとき、「人間の能力とは何か?」という問いが突きつけられているという点では、映画の描き出した実世界になっているとも言えます。

そしてその『ブレードランナー』が35年ぶりに続編を公開ということで、シネザート静岡の座席を前日確保。しかも、毎月1日は1,100円なんですと、ラッキー。

平日午後ということなのでしょう、結構席はガラガラ。ビールを買って、席に着くと、僕とほぼ同じ世代のおじさんが横一列に並んでました^^;みんな僕と同じ思いで座っているんでしょうね。

2時間44分という長編でしたが、これから見ようというみなさんのために、え~と感想は控えます^^;

ただ、35年前に僕がこの映画から受けた衝撃は、人間よりも身体能力・知力に勝るレプリカントが寿命4年という安全装置をセットされるという設定により、「人間とは何か?」という問いを突きつけられたこと。今回は「有限の命」という観点からでなく、「記憶、意識、感情」といった観点から、果たして人間はどこまで人間でありうるのかというようなことを描こうとしているのかなと思いました。

かくのごとく、旧来の人間観はゆらいでいますが、ランナーにとっては、走り出せば確実に自分を見つけることができるのも事実。面白いですね、とっても(^^)

さて、さきほど石川さんからLINEが回ってきました。伊東オレンジビーチマラソンの受付が本日締め切りとのことです。まだエントリーしていない会員のみなさん、ぜひエントリーを!(石川さんご連絡ありがとうございます)

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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