巣ごもりの日曜日

昨日は結局一日降ったり止んだりしてたので、巣ごもり読書。まずは、半分くらいまで読んでた『激走!日本アルプス大縦断』のつづきを読む。

あらためてTJARって凄いレースですね。そして出場者30人分のドラマがある!優勝した垣内(かいとう)選手。


「やるからには、自分の決断へ疑いを投げかけるような意見、反論、それらすべてをねじ伏せる圧倒的なことをやり、極めたい。…何かを起こすことができるのは、自分だけ。」


かっこよすぎ!


で、読み終わったので、次は何を読もうかな?そういえば、沼津市出身の大学2年生が芥川賞をとったって新聞に載ってたな。


宇佐見りん『推し、燃ゆ』


昼食ついでに、流通通りの谷島屋に立ち寄ってみたんですが、話題作として入口付近平積みされているはずなのに見当たらず、検索機で検索してみると「店内在庫なし」。やっぱ、売れてるんだ!

それなら今日読むのはあきらめてアマゾンで注文して後日読もうと、家に帰ってパソコンで検索してみると「2021年2月2日に入荷予定です」。そんな売れてるんだ!

手に入らないと思うと、余計ほしくなるのが人の性(さが)。仕方がないので、Kindle版をポチッと押す。ポイントがたまってたので、230円で買えました。

史上最年少で芥川賞をとった綿矢りさの『蹴りたい背中』は、


「さびしさは鳴る。」


という短文から物語が始まりましたが、


史上3番目の若さで受賞した宇佐見りん『推し、燃ゆ』は、


「推しが燃えた。」


の短文で始まりました。若者らしい感性と、よく練られた文体にびっくり。


「ため息は埃のように居間に降りつもり、すすり泣きは床板の隙間や箪笥の木目に染み入った。」


など、ちょっとハッとさせられる表現が随所に散りばめられていました。まだ大学2年生ということで、将来が楽しみですね。


ということで、やっと雨も止み、ぎっくり尻も痛みが取れたので、真っ白な富士山を見ながら5日ぶりにちょっと走ってきたいと思います。明日は、NORIさんから投稿をいただいてますんで、そちらをアップします。お楽しみに✋

静岡走ろう会

1975年発足の静岡のランニングクラブ。 現「静岡マラソン」の前身となる「駿府マラソン」を立ち上げた歴史あるクラブです。 現在の会員数144名。月2回の練習会に加え、年数回マイクロバスをチャーターしてマラソンツアーを実施しています。 新規会員、募集中。まずは一度、体験参加してみませんか?

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